この工程の期間は短いですが、作業量はたいへん多いです。工事に必要なさまざまな図面を作成します。また細部にわたって施主に説明し確認を行います。
この段階での変更は大きな損失となります。したがって、基本計画の段階でじっくり時間をとり、色々な可能性を追求しておき、実施計画の段階で変更が出ないように施主に十分納得してもらうことが重要です。
作者プロフィール
河村容治(かわむらようじ)
元東京都市大学 都市生活学部教授 博士(美術)、一級建築士、日本インテリア学会理事 CAD/CGによるインテリアデザイン教育に力を注ぐ
主な著書
「インテリアデザイナーNeoによる 一歩先行くインテリアプレゼンテーションテクニック」(共著・メガソフト)/「3DマイホームデザイナーPROで学ぶインテリアコーディネートトレーニングブック」(BNN)/「3Dインテリアデザイナーによるインテリアコーディネート入門」(技術評論社)など多数