河村容治のインテリアコラム 今から学ぶ、インテリアコーディネート・トレーニング

第3回 ライフスタイルからイメージスタイルへ(1)

クライアントのライフスタイルに対応したインテリアのイメージスタイルを紹介します。
ライフスタイルのイメージから、色・配色・柄・素材・テクスチャー・形などのデザイン要素を分類整理しました。

ライフスタイルとイメージスタイルの関係

  • 初心者にとって、インテリアコーディネートを進めるとき、何を手がかりに始めたらよいか、またクライアントとのイメージの共有をはかるにはどうしたらよういか、大いに迷うことでしょう。
    そんな時イメージスタイルを基準にすると比較的スムーズに作業が進められます。

    クライアントへのインタビューを通して、9つのライフスタイルの中から一番共感できるスタイルを一つ選びます。
    その結果、そのライフスタイルに対応したイメージスタイルが自動的に決まります。

    右の図は9つのライフスタイルの位置関係を示しています。
  • 9つのライフスタイルの位置関係

    9つのライフスタイルの位置関係



ライフスタイルに対応するイメージスタイル

  • これから9つのライフスタイルに対応したイメージスタイルを紹介します。
    「9」はもっとも分かりやすく憶えやすい数とされています。

    ライフスタイルのイメージから連想される配置に、色・配色・柄・素材・テクスチャー・形などのデザイン要素を分類整理しました。

作者プロフィール

河村容治(かわむらようじ)

元東京都市大学 都市生活学部教授 博士(美術)、一級建築士、日本インテリア学会理事 CAD/CGによるインテリアデザイン教育に力を注ぐ

主な著書

「インテリアデザイナーNeoによる 一歩先行くインテリアプレゼンテーションテクニック」(共著・メガソフト)/「3DマイホームデザイナーPROで学ぶインテリアコーディネートトレーニングブック」(BNN)/「3Dインテリアデザイナーによるインテリアコーディネート入門」(技術評論社)など多数

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