住居のなかでキッチンは、最も機能性が要求されるスペースです。また最も密度が高く、コストのかかるところです。使いやすいキッチンをつくるには、料理をする人の体格や動作空間を配慮する必要があります。また料理をする人と食事をする人とのコミュニケーションの取り方によって、レイアウトパターンやダイニングとの空間の繋がりを決めます。
調理の流れを基に配置
冷蔵庫、シンク、コンロの前面中心を結ぶ、ワークトライアングル
キッチンの通路幅とシンクやコンロの脇の幅
標準的な収納の高さ
作者プロフィール
河村容治(かわむらようじ)
元東京都市大学 都市生活学部教授 博士(美術)、一級建築士、日本インテリア学会理事 CAD/CGによるインテリアデザイン教育に力を注ぐ
主な著書
「インテリアデザイナーNeoによる 一歩先行くインテリアプレゼンテーションテクニック」(共著・メガソフト)/「3DマイホームデザイナーPROで学ぶインテリアコーディネートトレーニングブック」(BNN)/「3Dインテリアデザイナーによるインテリアコーディネート入門」(技術評論社)など多数