分かりやすく簡単に。イラストで解説!
第9回 道路斜線 ~応用編(水面緩和)
道路斜線の水面緩和とは
- 水面緩和とは、前面道路の反対側に公園、広場、水面等がある場合の緩和措置のこと。
- 公園、広場、水面等が建築物や道路上の日照、通風、採光などを良好な環境の確保できるので、この緩和措置がある。
- 公園、広場、水面等の反対側の境界線を道路の反対側の境界線とみなしてよい。
では、『水面緩和』について図で説明するよ。
前面道路を挟んだ向かい側に川(水面)が流れている場合は、基準となる「反対側の境界線」は川の向こう側になるよ。
セットバックして建築する場合は、基準となる「反対側の境界線」は川の向こう側。さらにセットバック距離と同じ距離だけ外側に移動するよ。
「適用距離」も「反対側の境界線からみなす境界線」から測ってね。
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前面道路の反対側に公園、広場、水面がある場合に緩和されるよ。
広場でも「水面緩和」って言うんだ。
基準となる「反対側の境界線」は広場の向こう側になるよ。