分かりやすく簡単に。イラストで解説!
第16回 北側斜線 ~応用編(水面緩和)~
北側斜線の水面緩和とは
道路斜線や隣地斜線と同じように北側斜線にも「水面緩和」があるよ。
線路でも「水面緩和」って言うんだね。
基準の隣地境界線に「一定の高さ」をとるよ。水面からではなく、自分の敷地(地盤面)から高さを測ろう。
「一定の高さ」は用途地域によって異なるよ。
※用途地域によって異なります。
「一定の高さ」から「一定の勾配」で線を引くよ。これが『北側斜線』だよ。勾配の適用角度は1:1.25 だよ。
この勾配は、境界線に対して直角ではなく、真北に向かって引くよ。
「北側斜線」の勾配は「隣地斜線」のように、境界線に対して直角に斜線を引くのではなく、真北に対して引くよ。
これが「北側斜線」なんだね!
水面側に緩和されるので、より高く建てられるね。
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敷地の隣りに水面や線路敷きがある場合に緩和されるよ。
A-A´で切って横から見てみよう。
水面幅の1/2だけ外側に、基準となる北側の隣地境界線があるとみなすよ。