分かりやすく簡単に。イラストで解説!

第14回 隣地斜線 ~応用編(高低差緩和)~

隣地斜線の高低差緩和とは

  • 高低差緩和とは「敷地の地盤面」が「隣地の地盤面」より1m以上低い場合の緩和措置のこと。
  • 敷地の地盤面より隣地が高い場合、建築可能面積が少なくなってしまうため、この緩和措置がある。
  • その高低差から1mを引き、残りの1/2だけ「敷地の地盤面」が高い位置にあるものとみなして、隣地斜線を算定する。

道路斜線の水面緩和と同じように隣地斜線にも「高低差緩和」があるよ。

敷地の地盤面と隣地面との高低差が1m以上ある場合

敷地の地盤面と隣地面との高低差が1m以上ある場合に適用されるよ。

建築士
一定の他かさ上がったところから隣地斜線がスタート

高低差から1mを引き、残りの1/2だけ敷地の地盤面が高い位置にあるものとみなして「一定の高さ」と「一定の勾配」を引くよ。

(H-1m)÷2=緩和道路面

例えば、高低差が1.8mの場合
(1.8-1m)÷2=0.4m
0.4m敷地が高い位置にあるとみなすんだ。
そこから「一定の高さ(20mまたは31m)」上がったところから、隣地斜線スタートだね。

建築士


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