空間との
繋がり
キッチンを使う人の趣味嗜好、性格や家族とのコミュニケーションの取り方から、隣り合った部屋との繋がりを考えます。
ここでは隣り合った部屋をダイニングとし、同じ間取りを例にパターンを紹介します。
キッチンとダイニングに繋がりがなく、別の空間として独立しているタイプです。
キッチンの規模が大きい場合に向いています。
調理する人と食事をする人のコミュニケーションを図るのが難しい一方、料理に専念することができ、キッチンが片付いていなくても他から中が見えないため気になりません。
キッチンとダイニングの間に壁がなく、空間が一体になっているタイプです。
調理をする人と食事をする人とのコミュニケーションがとりやすい反面、調理をしているところが他から見えるので、落ち着かない空間になりがちです。
オープン型を選択する場合、ダイニングからの視線をある程度手元から遮る工夫が必要です。
オープンタイプとクローズタイプの中間で、開口の大きさや開け方によって動線や、コミュニケーションの取り方など、様々なケースを考える必要があります。