インテリアでの快適な空間づくりは、配置した家具が大きさ、通路の確保、建具(ドアや窓の開閉時)に家具が当たらないかなど、スペースに対する配慮のほか、配置方法による心理的効果も考慮します。
住人、使用者がその空間の使い方によって配置方法を選択していきます。
リビングルーム
リビングルームは家族が集まる団らんの場であり、お客様を招き入れる公共の場でもあります。
後者を目的とした場合、ソファなどのレイアウトによって与える印象が変わります。
部屋のコーナーを利用すると、空間を有効に利用できます。
相手を斜めに見ながら話せるため、緊張感を与えることなく会話ができます。
テーブルをはさんで向かい合わせに座るスタイルです。
真正面で対面する形式なので、適度な緊張感を与えます。
部屋の中央に配置する場合は周囲に通路スペースを設けることが必要です。
L型と対面型の中間スタイルです。
配置する向きにより、開放的にも閉鎖的にもなるため、状況に応じて使い分けることができます。