群馬県桐生市で家電店を営んでいます。 ここ数年来、トイレやキッチンなどの水回り設備も電化された製品が主流になっていますので、シャワートイレなどの設備購入・設置と同時に住宅のリフォームも要望されるお客様が増加しています。
弊社では10年ほど前からいち早くリフォーム業務に取り組んでおり、水道工事やインテリアコーディネーターの資格を持ったスタッフがリフォームの相談をお受けしています。 昨年からは3Dパースによる提案を取り入れ始めていますが、図面と専門用語だらけの説明ではピンとこないお客様と明確にイメージを共有できるツールとして重宝しています。
これまではリフォーム後のイメージをはっきりと掴んでもらうために、リフォーム後の提案パースだけを作っていましたが、3D住宅リフォームデザイナーにはリフォーム前のイメージも作れるように旧式の設備データも収録されているとのこと。ちょうど使ってみたい事案があったので早速試してみました。それが、市のリフォーム助成金の申請に添付する資料です。
この助成金の申請にはどのような工事内容がわかる図面の添付が必須ですが、それにリフォーム前とリフォーム後の3Dパース図を使ってみたところ、とても分かりやすかったようで、一発で承認いただけました。
また、別の案件で住宅全体のリフォームを検討されているお客様への提案資料に、ビフォーとアフターを3Dパースで説明したプレゼンボードを作成してみました。簡単な要望のヒアリングをしたあと、すぐに3Dパースを作成してお見せしたら、そのスピードにとても驚かれていました。この時、ビフォーの画像はエージングで経年感を出して見せたんですが、アフターとの対比が明確になったので、新生活への期待が高まって、とてもワクワクしてもらえました。
ビフォーとアフターの3Dパースを使った対比はほかにもいろいろと使えそうですね。今後は電気店らしく照明器具の提案にも使ってみたいと思います。