カラーコーディネートの配色パターン
20世紀のアメリカの色彩学者 J.B.ジャッドが、研究した様々な色彩調和論から共通する原理を4つにまとめた「ジャッドの4原則」。
その4つめは「明瞭性の原理」です。「明白性の原理」とも呼ばれています。はっきりした色同士は調和するという原理です。
その4つめは「明瞭性の原理」です。「明白性の原理」とも呼ばれています。はっきりした色同士は調和するという原理です。
4. 明瞭性(明白性)の原理
トリコロール配色
高彩度の明快なコントラストがある3色の配色です。3色の中に白や黒を入れることもできます。
「トリコロール」はフランス語で「3色の」という意味です。
フランス国旗やイタリア国旗、ドイツ国旗は3色の中に白や黒が入ることで、よりコントラスト感が高いトリコロール配色です。このように国旗に使われることも多い配色なので、好きな国のイメージでインテリアを表現するのも楽しいです。
ビコロール配色
高彩度の明快なコントラストがある2色の配色です。2色の中に白や黒を入れることもできます。
「ビコロール」の「ビ」とはラテン語で「2」のこと。つまり「2色配色」という意味です。
英語では「バイカラー配色」と言われています。
高彩度色で2色に絞った組み合わせは、商業インテリアに用いられると、より企業カラーやテーマが顧客に伝わりやすくなります。