東京事務所-大阪本社をつなぐ「窓」
前回の話の中で、「大阪本社を毎日「窓」越しに見ている」と言いました。今回はこの「窓」のことを説明しておきましょう。
前回もお話し(書き)ましたが、東京は営業部隊が中心、主となる総務機能と開発部隊は大阪本社というのが、メガソフトの体制です。これは、今も大きくは変わっていません。(注:大阪にも営業担当はいますし、東京にも総務・開発担当はいます)
話は6年前、大阪本社の移転の前に戻ります。
社内の問題点のひとつに、社員相互のコミュニケーション不足というのがあがりました。雑談ができないというよりも、例えば、大阪にいる開発は東京の営業がどんな風に考えてどんな作業をしているのかよく知らないし、営業は大阪の開発がどのようにモノづくりをしているのかをあまり理解していない、という状況。仕事上の相互理解ができていないという意味です。
当時、私は開発部隊にいたので、彼らのことをあまり知りませんでした。もちろん50人にも満たない会社の社員同士なので、顔と名前は知っていました。けれど、話をすることもなく、そのきっかけもなく、大阪本社に来ていてもどこかお客さんがいる、そんな感じすらあったのです。
そんな問題を解決するために、引越し委員会が考え出したのが「窓」です。
大阪本社からは「東京窓」、東京事務所からは「大阪窓」と呼んでいるこの窓は、毎日一日中ずっとお互いを感じられる大切な「窓」です。
その設置についての引越し委員会のやり取りがこちら。
弊社代表・井町が↑で言っているように、お互いを感じられること、さらにはセキュリティ的なこともあり、設置が決定しました。
実現のためのシステムはいくつかあったのですが、移転前の大阪本社ー東京事務所で「とりあえず」試してみたSkypeで充分、ということになり、今日も「窓」越しにお互いを感じています。
▼大阪本社の東京窓
▼東京事務所の大阪窓
最初は「監視されている感」もありましたが、毎日ずっと見えていると(見られていると)慣れてくるもので、今は窓越しにお互いが見えるのが当たり前。見えないとなんだか寂しい感じすらしています。
転勤した者が変わらず元気にしているか、新入社員がどんな感じの人なのかなども見て取れますし、当初の「窓」の目的以上の効果があったと感じています。
2018年5月28日公開
<次は「物件探し~物件が決まるまで。。。」>
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