次に紹介するのは、北側玄関など直接太陽が当たらない場合の設定方法です。
手順は前例と同じで、明るさを確保する(天空光)調整光の追加だけの違いです。
カメラの位置から見える外壁面はBとCですが、光を当てる外壁面はAとDです。 この状態では外壁面BとCにはまったくく光が当たりませんので、陰影を付けない外壁調整光を追加します。ここでは減衰なしの点光源としましたが、仰角35度、方向150度の平行光源でもかまいません。
以上の設定で完成です。
掲載している外観パースの画像サイズは640×480ピクセルですが、実際には640×640の正方形でレンダリングして、Windows標準のペイントソフトなどで不要な部分をカットします。(右図参照)
垂直を意識した自然な目線高さと、背景とのバランスを保つためです。3階建て住宅やマンションなど縦長のパースを描く時にも有効です。