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【ファイル比較(diff)】機能について-テキスト比較とファイル比較MIFESの【ファイル比較(diff)】機能には、2つのファイルをテキスト比較して結果を画面やリストで確認できる「ファイル指定」機能と、2つのフォルダの中の同名のファイルをファイル比較し、結果をファイル比較結果ウィンドウに出力する「フォルダ指定」機能があり、タブで切り替えていずれかを実行します。 MIFESの標準メニューでは【ツール】-【ファイルの比較】-【ファイル比較(diff)】で実行できます。
※「ファイル指定」(テキスト比較)でもファイル比較結果ウィンドウに出力できます。 ※関連情報:テキストエディタのファイル比較(diff)機能 ファイルを毎回指定するのが面倒「ファイル指定」タブの「初期指定」を、現在とは逆に設定してみてください。 開いている2つのファイルで比較することが多い場合は「カレントファイルと直前のカレントファイル(と)」、バックアップファイルとの比較が多い場合は「カレントファイルとバックアップファイル」を指定します。 なお、「比較ファイル1」をその履歴から選択すると、以前の比較相手も同時にセットされます。 並べたウィンドウの位置を変えたくない「ファイル指定」で「色替え表示」はしたいが、『作業しやすく並べたウィンドウの位置やサイズが変わってしまうのは嫌だ』という場合には、「比較後のウィンドウ」で「そのまま」を指定してください。 比較結果の背景色を好きな色に変える「ファイル指定」での比較結果の背景色は、【設定】−【環境設定】−【カラー】タブで変更できます。 ただし、行頭に表示される比較結果のマークが見えなくならないようにご注意ください。 行頭に表示される比較結果のマークについて リストウィンドウに比較結果を出力したときは、リストウィンドウにも同じマークが表示されます。 相違行へジャンプ。次は相違「文字」にジャンプしたい【ファイル比較(diff)】は、行単位の比較をする機能のため、この機能だけでは「何文字目が違うか」はわかりません。 相違文字にジャンプしたい場合は、【ファイル比較(diff)】を実行後、【↓方向相違部分へジャンプ】(右クリックメニューから)で双方とも相違行の先頭にジャンプした後、メニューの【ツール】−【ファイルの比較】−【現在位置から比較ジャンプ】を実行して、該当位置にジャンプできます。 【現在位置から比較ジャンプ】の他にも【ツール】−【ファイルの比較】メニューには、ファイル内を比較する機能やスクロールしながら比較する機能があります。
拡張子が「ファイル名/ワイルドカード」のリストにない「フォルダ指定」で「ファイル名/ワイルドカード」のリストに指定したい拡張子がない場合は、入力欄に直接入力してください。 なお、リストの順番を変えたいときはMIWフォルダ内の「MIW.INI」ファイルをMIFESで開き、直接編集してください。「WILDCARD=」の行がこの項目です。 「タグジャンプ形式」で結果出力。次はどうする?「タグジャンプ形式」はMIFES特有の書式で、結果出力直後はその行をダブルクリックすると該当位置にジャンプできます。 【ファイル比較(diff)】の他に【グローバル検索(grep)】などでもこの形式で結果を出力しています。 相違情報だけが欲しいのに・・・「フォルダ指定」の結果リストには、相違行の情報はもちろんですが、相違行がなかったことも出力されます。 そんな場合のために、相違行情報だけを新規ウィンドウに取り出す(コピーする)マクロコマンドdifflist.macを作成しました。 マクロガイド > マクロソースのダウンロードのページ「M38 difflist.mac」 空白と改行は無視して比較したいMIFES for Windows Ver.7.0までにあった「大文字/小文字を同一視」に加え、MIFES8ではスペースとタブ/改行だけの行を無視する設定が可能になりました。それぞれチェックをつけて実行してください。 思ったような比較結果が得られない通常は、初期値(チェック可能な最大挿入行数:100行、挿入部分終了チェックの行数:3行)でご利用いただけますが、思ったような結果が得られない場合には、「挿入行のチェック方法」の値を調整し、再度【ファイル比較(diff)】を実行してください。 例えば、大きな挿入行を見誤っている場合には「チェック可能な最大挿入行数」の値を大きくします。また、小さな挿入行がたくさんある場合には「挿入部分終了チェックの行数」の値を小さくします。 その他、詳細はヘルプをご参照ください。 |