導入事例

クリニックの見せ場・待合室のパース提示で成約率がアップ

アトリエ ケイ・アーツ建築設計事務所
代表 川端 俊之 氏

アトリエ ケイ・アーツは、クリニックの設計を得意とする建築設計事務所です。
代表の川端氏は18年前に独立して以来、それまでのお仕事仲間や知人らとのネットワークを大切に、クライアントの求めるクリニック・薬局など医療関連のデザインを200軒以上手掛けてきました。
3D医療施設デザイナーを導入したきっかけ、またその活用方法をうかがいました。

アトリエ ケイ・アーツ建築設計事務所・代表 川端俊之氏

導入メリット
  • クリニックの見せ場・待合室のパース提示で成約率がアップ
  • 打ち合わせのあと修正案の「明日提出」にもパースが間に合う
  • パース制作を新しい柱に業務範囲を広げる

自分の武器になるものが欲しいと思っていた

- 3D医療施設デザイナーは2018年10月に発売した製品ですが、川端様はその2か月後に導入いただいています。何か3Dソフトを探していらしたのでしょうか?

川端氏 :

はい。ずっとJW-CADを使っていましたが、2Dのプランだけでは伝わらないので、ビジュアル的な見せ方をしたいと前々から探していました。
BIMソフトも検討しましたが、コストもかかるしな…と思っていたときに、仕事仲間が3Dアーキデザイナーを使っていたのです。ちょっと試させてもらったら、使いやすいし、画像のクオリティも充分だと感じました。
オフィスに帰って、メガソフトさんのホームページを見てみたら、病院・クリニック用の製品があると。
今後も積極的に医療施設を手掛けていきたいですし、住宅の案件にも使えそうなので、3Dアーキデザイナーより高額ですが、3D医療施設デザイナーを導入することにしました。

- ありがとうございます。ご利用になってみていかがでしたか?

川端氏 :

絵を描くのは好きなのですが、実はあまり上手ではないんです。なにか自分の武器になるものが欲しいと思っていました。
3D医療施設デザイナーを使うことで、ここまで作りこんだイメージパースが描けるというのは本当にありがたいと思っています。

メンタルクリニック_待合室イメージ

▲メンタルクリニックの待合室。
「院長のイメージに合わせたやさしい雰囲気にまとめました。とても気に入っていただいています。」と川端氏。

待合室のイメージパースで成約率アップ

- ご評価ありがとうございます。現在、3D医療施設デザイナーはどのようにご利用でしょうか?

川端氏 :

主にはパースを、特に待合室のパースを描くのに使っています。
クリニック案件のほとんどは、診療内容や導入する医療機器が決まった状態で、私のところに依頼が来ます。診察室や処置室は機器が決まれば広さも設備も大きな違いはないので、パースはさほど必要ありません。
その一方でドクターがこだわり、個性が出るのは待合室です。
その待合室を3D医療施設デザイナーで描いて、3Dパースで見ていただいています。
気に入っていただければ”つかみはOK”、受注がぐっと近づきます。

3D医療施設デザイナー導入後は確実に成約率がアップしました。

タイトなスケジュールの場合は、クライアントとの打ち合わせから帰ってきて、明日までにパースを用意しないといけない・・・ということもありますが、3D医療施設デザイナーは手軽に使えるので、充分間に合います。

内科待合室_初期イメージ内科待合室_改訂案イメージ
内科待合室_完成写真

▲内科待合室の初期案(上段左)、修正案(上段右)と完成写真(下段)
カウンターを濃い色の木目に変更したのは、院長のパートナーのご要望。パースがイメージ確認に役立った。

パース制作を新しい柱に

- ご導入いただいた3D医療施設デザイナー、今後はどのように活用されて行かれますか?

川端氏 :

3D医療施設デザイナーの2D機能はまだあまり使っていませんし、3D画面側の機能もまだ全機能を使いこなせていないので、とにかくもっとソフトを使いこなしたいと思っています。
また、これまでのクリニックや医療施設の設計・プランニングに加え、パース作成も弊社の業務の柱にしていきたいと思っています。そのためにもパースの精度をもっと上げていきたいですね。
自社サイトから情報発信もしていこうと思っています。

そんな風に思えるのは3D医療施設デザイナーという強力なパートナーを得たからだと思っています。

クリニック_待合室イメージ

▲メンタルクリニックの待合室
壁・床・扉・カウンターなど木目の組み合わせを繰り返し検討されたので、たくさんパースを描いた案件。

クリニック_待合室イメージ

▲内科クリニックの待合室。
駅前の医療モールのクリニック案件。
男性の院長で、落ち着いたイメージに仕上げた。

クリニック_待合室イメージ

▲泌尿器・腎臓クリニックの待合室。
移転案件。充実した要望をお持ちで、院長の奥様も交え、3Dパースで何度も打ち合わせを繰り返した。

- 今日は、貴重なお話をありがとうございました。(2021年12月)

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