エーザイ株式会社メディスン開発センター
ファーマシューティカル・サイエンス・テクノロジー機能ユニット 製剤研究部
山中敦司 氏
山中氏は、医薬品メーカーのエーザイ株式会社・生産技術職としてこれまで製薬工場で製造設備の保守メンテナンス・技術開発、ファシリティの営繕などの業務をご担当。現在は研究職として製剤開発部門で2022年秋竣工予定の新研究棟の建設プロジェクトに参画されています。
3Dデザイナーシリーズは、新研究棟内に作られるオフィスのデザイン検討にご利用で、オフィス家具メーカーの提案プランを自ら3Dパースで再現し、プロジェクトメンバーとの共有に活用されています。
メガソフトの3Dデザイナーシリーズを選ばれた理由と、3Dデータを活用したプレゼン会の様子を伺いました。
- 現在建設中の新施設内のオフィスレイアウトを山中様が3Dデザイナーシリーズで再現されていると伺いました。3Dデザイナーシリーズをお使いになってみていかがでしたか?
山中氏 : はい。導入してすぐオフィス家具メーカーの提案プランを3DCGで再現しました。山中氏が作成した新オフィスの3Dイメージ。
3Dデザイナーシリーズで新オフィスのイメージを360度自在化した。
- ありがとうございます。
新しい研究棟内のオフィスづくりに、なぜ3Dが必要だとお考えになったのでしょう?
これまでは実験室に隣接して部署ごとの居室があったが(図左:Before)、新オフィスでは全員が1フロアに集結する(図右:After)(お話をもとにメガソフトが作成したイメージ)
- 3Dデザイナーシリーズはどのようにご活用いただいていますか。
山中氏 :まず、プロジェクトのメンバーでの打ち合わせに活用しました。イエクラウドのAR機能を利用したオフィス体験会を、屋外で実施。
3Dデザイナーシリーズで作成したプランデータをイエクラウドにアップロ―ドし、
スマートフォンアプリのAR機能で3Dデータを実寸表示すると、室内を歩いて回る体験ができる。
- 貴社のオフィスプロジェクトのお役に立てて光栄です。
ところで、山中様は当初3Dオフィスデザイナーをご購入いただいたと伺いました。
その後、3Dデザイナーシリーズの上位版にグレードアップしていただきましたが、その理由を聞かせてください。
3Dデザイナーシリーズ・最上位版の機能をフル活用して作成した吹き抜けのイメージ
- そうでしたか。描きたいものの範囲が広がったので、アップグレードしていただいたのですね。
さて、もう間もなくプランが確定すると伺っています。今後のオフィスプロジェクトや完成後のオフィス運営で、3Dデザイナーシリーズをどのように活用していこうとお考えですか?
収録素材のみを配置して30分くらいで描けたという工作室(図左)と保管室(図右)のイメージ。
オフィス完成後も「ファシリティマネジメント的な用途にも活用していきたい」と山中氏。
- 新しいオフィスの完成が楽しみですね。その時はぜひ見学させてください。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
(2021年10月)