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CADで使える建築図面記号
非常灯 誘導灯
非常灯(一般照明)(壁付け)
別名:非常用照明
非常灯とは、停電時に自動で内部電池によって、室内や避難経路(廊下、避難階段)を照らし、速やかに避難誘導をするための照明。その設置基準は建築基準法によって定められている。従来、この図面記号は一般照明(白熱灯やミニハロゲンランプ)を表しているが、これからはLEDが主流となる。壁付けタイプは図面記号に「W」を傍記。
非常灯は、平常時は消灯して停電時のみ点灯する「専用型」、平常時と停電時用の2つの光源で使い分ける「組込型」、平常時には通常電源で点灯し、停電時はバッテリーで点灯する「併用型」の3種類がある。非常時に灯りが消えていては非常用の意味がなくなるため、光源は長寿命のLEDが適しています。すでに照明メーカーによっては、非常灯・誘導灯を白熱電球や蛍光灯からLEDに一本化しています。「LED」の図面記号は、白熱灯の図面記号に「LED」を傍記しますが、いずれLEDが一般化されると傍記は不要となるかもしれません。