営業部 部長 松田 智史氏
マスターウォール大阪・副店長 堀安 裕司 氏
マスターウォール銀座・店長 深見 淳一 氏
メガソフトVRソリューションを導入して1年が経過したマスターウォール/アカセ木工。
導入して1年が経過した大阪店と、新導入したフラッグショップ・銀座店で、それぞれの店長にご活用の様子をうかがいました。
マスターウォール大阪店のVR導入までの経緯はこちらをご覧ください。>>
マスターウォールのショールーム内に設置されたVR体験コーナー
左:大阪ショールーム/右:銀座ショールーム
− VRソリューションをご導入いただいて1年と少し、現在はどのようにご利用いただいていますか?
以前から3Dでインテリアのご提案をしていましたが、VRソリューション導入後は、3Dで提案させていただくお客様には必ずVR体験をご案内しています。
実際にVRソリューションで家具のイメージがわかったから成約につながったという案件が多く、VRを体験したことで当店がより印象に残り、購入に繋がったといえると思います。
− VRソリューション導入前後で大きな変化はありましたか?
堀安氏
一番大きい変化は決定率です。
店舗に来てくださったお客様の中で最終的に弊社の家具をご購入下さった方の数を決定率と言っていますが、VRソリューションをご体験いただいたお客様の決定率は高いです。
その影響で、3Dでインテリアの提案をさせていただいたお客様の売り上げは、3Dパースだけで提案していた2017年に比べて、メガソフトVRソリューションを導入後の2018年は300%になりました。
松田氏
以前は、まず1点ご購入いただいき、自宅の部屋に置いてから他の家具も考えるという方が多かったのですが、VRソリューションでサイズ感を体験できることによって安心感が生まれるようで、一度にまとめてご購入していただくケースが増えました。
そのため客単価も上がっていて、それが売り上げに反映されているのだと思います。
VR効果ですね。
− 大阪店に続けて東京・銀座店にもVRソリューションをご導入いただきました。ありがとうございます。
導入に至った経緯などお聞かせください。
やはり大阪の成功事例が大きいです。
大阪店に導入後、他社様がVRを導入したという話はあまり聞かないので、それだけでも弊社の強みにできるなというのがあります。
銀座店はマスターウォールのフラッグショップとしてオープンして1年くらいの店舗ですが、遠方や海外からのお客様もいらっしゃるので、銀座ならではの特色を出していく必要があります。
言葉だけではなく、ビジュアル化してよりインパクトのあるご提案ができる環境を作りたい、今までなかった、他にはないサービスでお客様にご提案して喜んでいただきたいとの思いで導入しました。
東京の銀座にあることで発信力も高まりますし、ブランド価値も高めることができるんじゃないかと期待しています。
− ご導入いただいてまだ間がないですが、VRソリューションを体験されたお客様の反応はどうですか?
「わかりやすい」という声が多いです。
家具はなかなか買い替えるものではないですし、衣服のように試着はできません。新築したのにサイズを間違えたとなっても交換が難しいものです。
ソファは実はかなり奥行きがあるものなのですが、それを置いたときの壁までの距離感や、高さのある家具を置いたときの圧迫感も、VRソリューションなら伝わりやすい。
その結果、家具を収めてからサイズを間違えた、というケースが減っているというのはVRソリューションを導入した効果が出ていると思います。
− 銀座店では、今後VRソリューションをどう活用されますか?
深見氏
当初、どういう案内をするのが良いのかをいろいろ考えましたが、とりあえずたくさんの方に体験してもらおうと思い、専用のコーナーをつくってメガソフトVRソリューションを起動した状態にし、HMDをつければすぐ3D空間を体験できるようにしました。
そうしたところ、お客様の方から「試してみたい」とスタッフにお声がけいただき、体験いただいたお客様からお部屋の図面をお預かりして…という流れが出てきました。
また、銀座店のHPでも、来店前に図面をいただければ来店時にVRで体験できます、という案内を出していて、今月もすでに数件依頼が来ています。(取材は4月17日)
VRソリューションの導入は、3Dを使った提案数の底上げにつながり、最終的に客単価をあげる取り組みだと思います。
ショールームにお越しいただくお客様に、どんどんVRソリューションをご体験いただきたいですね。
マスターウォール銀座の店内。
遠方から、海外からのお客様も来店されるフラッグショップでメガソフトVRソリューションが活用されている。
【参考】マスターウォール大阪のVR導入効果について。もっと知りたい方はこちらの動画もご覧ください。
VR導入までの経緯はこちらをご覧ください
※所属・プロフィール等は取材当時のものです。
※株式会社アカセ木工は2021年1月「AKASE株式会社」に社名変更されました。