MIWPost_start()関数
ポストプロセッサがファイルへの保存処理を実行するにあたって、必要なデータをマクロコマンドから受け取ることを可能にする関数です。
__declspec(dllexport)
int WINAPI MIWPost_start(
hinst,
hfwnd,
hmdiwnd,
hapwnd,
*user,
*usera )
HINSTANCE hinst;
HWND hfwnd;
HWND hmdiwnd;
HWND hapwnd;
LONG *user;
WORD *usera;
{
}
パラメータ
- hinst
- MIFESのインスタンス・ハンドル
- hfwnd
- MIFESのフレームウィンドウ・ハンドル
- hfwnd
- MIFESのMDIクライアントウィンドウ・ハンドル
- hapwnd
- カレントウィンドウのハンドル
- *user
- マクロ用グローバル単純変数の先頭アドレス
- *usera
- マクロ用グローバル配列変数の先頭アドレス
戻り値
通常は(上記以外の場合は)、1 以上の値を返します。
負の値を返すことにより、保存用のファイルハンドルを用意する必要のないことを、MIFES側に伝えることができます。
(これは、開いた元のファイルではなく、ポストプロセッサが独自に決定したリダイレクト先に保存処理を行う場合に、MIFES側に保存用のファイルを作成しないように指示するためのものです。)
さらに、0 または負の値を返すことにより、オートセーブでの保存は必要ないことをMIFES側に伝えることができます。
解説
マクロ用のグローバル変数を介して、必要なデータをマクロコマンドから受け取ることができます。
ほとんどの場合、この関数は
return(1);
の1行だけで構いません。
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