MIWPost_open()関数
ファイルの保存処理の開始直前に呼び出される関数です。
通常、ファイル保存時の変換処理のための初期化処理を行います。
__declspec(dllexport)
int WINAPI MIWPost_open(
hfwnd,
*uncpath,
*path,
margin,
htab,
astat,
dstat,
preresult)
HWND hfwnd;
BYTE *uncpath;
BYTE *path;
WORD margin;
WORD htab;
DWORD astat;
DWORD dstat;
int preresult;
{
}
パラメータ
- hfwnd
- MIFESのフレームウィンドウ・ハンドル
- *uncpath
- 保存するファイルのUNCパス名
- *path
- 保存するファイルのフルパス名
- margin
- カレントウィンドウの折り返し桁位置。
制御コードや2バイト目が不当な漢字コードは、データとしては1バイトだが、表示上は2桁で表示されます。
- htab
- カレントウィンドウのハードタブ
- astat
- カレントウィンドウの動作状態
- dstat
- カレントウィンドウの表示状態
- preresult
- MIWPre_close()の関数値(プリプロセッサ処理の結果)
戻り値
関数値に 1 以上の値を返すことにより、初期化処理が正常に実行されたと見なされます。
関数値に 0 を返すことにより、初期化処理でエラーが発生したと見なされます。
この場合には保存処理は行われずエラーメッセージが表示されます。
通常のテキスト変換処理においては、初期化時にエラーが発生することはまずありませんが、与えられたファイルハンドル fd を無視して出力先を独自に変更するような場合には、初期化時にエラーが発生することも考えられます。
関数値に負の数を返すことにより、プリプロセッサ専用(すなわちポストプロセッサ処理をバイパスする)ことを指定できます。
これにより、プリプロセッサ専用のものをユーザーが誤ってポストプロセッサとして指定した場合には、この指定は無視され、誤った変換が行われるようなことはない。
なお、関数値に負の数を返した時には、通常通りの保存処理が実行され、MIWPost_write() と MIWPost_close()
は呼び出されないので、これらの関数は空で構いません。
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