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製品情報
 
FAXサーバー・FAXシステム構築ソフト STARFAX Engine

この製品は2012年3月末で販売を終了しました。
最大16回線まで対応可能の最新版「STARFAX Server SDK」をご検討ください。
STARFAX Server SDK 紹介ページはこちら

製品紹介

あらゆるユーザーシステムにFAX機能を追加できる、組み込み用FAXエンジン

Windowsのサービスとして動作、ファイルの入出力だけで完全制御、追加オプションなしで4回線までコントロール。「自由度」「拡張性」を備えた本格的なFAXシステムの開発に最適。

Windowsサービスとして動作するFAXエンジン

 

構成概念図STARFAX Engineは、「Windowsサービス」として動作するのが第一の特長です。
セキュリティの観点から、サーバーの運用などで一般的に行われている、“ログオフ”状態で稼働します。

左図のように、Windowsの機能の一部のように組み込まれますので、特別に意識しなくても、パソコンの起動と同時に機能が働きます。

開発言語不問、ファイルI/0型API

STARFAX Engineをインストールすると、パソコン上にユーザーアプリケーションからの命令を受け付けるフォルダや、通信結果をレポートするフォルダなど数種類のフォルダが設置されます。

ユーザー(ユーザーアプリケーション)は、これらのフォルダを経由して、ファイルの入出力をプログラムに記述するだけでよく、FAXの通信手順を知らなくても、あたかもブラックボックスのように利用できます。
もちろん、ファイルの入出力のみの記述ですから、開発言語はまったく問いません。
既存のシステムへのFAX機能の追加など、開発環境が限定されている状況でも全く問題になりません。
(VBでの開発を容易にするOCX型APIもご利用いただけます)

 

送信時の動き 受信時の動き
「送信時の動き」図

※送信画像の生成は専用のプリンタドライバが付属するのでWindows上で印刷可能なすべてのドキュメントイメージが送信できます。
また、PackBitsTIFF、TXT、BMPは、直接取り扱うことができます。

ユーザーアプリケーションは送信したい「原稿」をフォルダに書き出し、相手先情報を記述した「送信依頼File」を書き出すだけ。
送信はすべてSTARFAX Engineに任せることができます。

送信状況の参照や結果(送信Log)の取り出しも、ファイルを読み込むだけです。
また、キューに積まれた送信依頼のキャンセル、送信Logの特定レコードと原稿Fileの削除も制御可能。
もちろん、送信Logと原稿の削除を、設定日数で自動実行することも可能なので、メンテナンスフリーで連続運転できます。

「送信時の動き」図

※受信画像ファイルは、PackBitsTIFF(Jpeg可)を出力します。
画像の表示には、同梱するビューアプログラムやWindows標準のビューア活用できます。

ユーザーアプリケーションは「受信Log」の変化を監視するか、ユーザーの参照イベントに応じて、「受信Log」を参照します。
「受信Log」には受信の際の状況、取得できた相手先情報と、「原稿」ファイルのパスを含んでいます。
ユーザープログラムは、このパスを参照して原稿をユーザーに表示します。

受信Logのレコードとその原稿ファイルの削除は、ユーザープログラムから、削除依頼ファイルを書き出せばSTARFAX Engineが実行します。
また、STARFAX Engineは、設定日数に応じて受信Log・原稿の自動削除を実行しますので、安心して連続運転することが可能です。

STARFAX Engine 環境設定画面

 

 

送受信の記録情報(Log)とFAXの画像データはそれぞれ別に自動削除を設定することができます。

また、STARFAX Engineには「ごみ箱」フォルダが用意されており、ユーザーアプリによって削除されたデータも一定期間保持することができます。

オプション不要、4回線対応

STARFAX Engineは、オプションなどの追加購入なしに、4回線を制御できるようになっています。

製品画像

モデム増設時に使用するシリアルポート拡張PCI(E)ボード(RATOC SYSTEMS社製

エンジンをインストールしたPCに4台のFAXモデムを接続すれば、すぐに4回線を使ったパワフルな送受信のシステムが実現します。

各回線に用意された管理画面(下図)で、送信専用・受信専用・両用の設定が簡単にできるので、回線追加や構成の変更でもユーザープログラムの変更は不要。さらに複数回線がある場合の送信では、送信ごとに回線を指定する方法と、指定せずに空き回線を効率的に利用する方法がプログラミング可能。将来の機能拡張にも安心して対応することができます。

STARFAX Engine 環境設定画面
4つの回線それぞれに対して、管理用画面から設定が簡単に行えます。

エンジンに付属する便利な機能


■転送・印刷(自動印刷)

FAXを受信した場合、エンジンが自動的に指定されたプリンタに原稿をプリントアウトする機能です。

また、相手FAX機にFAXID(自局番号)がセットされていれば、それを元に、印刷の有無や印刷するプリンタを設定するなど高度な運用も可能なので、これまで複数のFAX機で受信していた場合など、1台のパソコンに設備を統合することができ、大幅なコストダウンを実現できます。

エラー時のみにレポートだけを印刷させることもできるので、STARFAX Engineとオフィスのプリンタを組み合わせるだけで、プログラミングなしで、通常のFAX機と同等の受信設備を備えることができます。

オフィスのプリンタを有効利用することで、電気代などの省エネに繋がるだけでなく、メンテナンスリース契約で導入しているFAX機のカウンタ加算を節約することにもつながります。

STARFAX Engine 環境設定画面
受信FAXを印刷するプリンタを指定できます。

 

■転送・印刷(メール転送)

STARFAX Enigneには、FAXを受信すると自動的に指定したアドレス(複数可)に画像(TIFF、JPEG、PDF)付きメールとして転送する機能があります。

メールによるFAXの確認はもとより、エラー時のみレポートを送信するなどの設定も行えるので、システムの監視にも役立ちます。

STARFAX Engine 環境設定画面
FAXを受信すると、自動的に指定したアドレスに画像付きメールとして転送できます。

 

■JPEGファイル作成/受信FAXの自動PDF保存

未送信(送信キュー)、送信済み、受信のそれぞれの原稿を自動的にJPEGファイルとして、出力することができます。ブラウザなどを利用したクライアントシステムを作る場合にも便利に利用できます。

また、受信FAXをPDFデータとして任意のフォルダに自動保存することもできるので、プログラミングの手間が省けます。

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