STARFAX Engineをインストールすると、パソコン上にユーザーアプリケーションからの命令を受け付けるフォルダや、通信結果をレポートするフォルダなど数種類のフォルダが設置されます。
ユーザー(ユーザーアプリケーション)は、これらのフォルダを経由して、ファイルの入出力をプログラムに記述するだけでよく、FAXの通信手順を知らなくても、あたかもブラックボックスのように利用できます。
もちろん、ファイルの入出力のみの記述ですから、開発言語はまったく問いません。
既存のシステムへのFAX機能の追加など、開発環境が限定されている状況でも全く問題になりません。
(VBでの開発を容易にするOCX型APIもご利用いただけます)
送信時の動き |
受信時の動き |
※送信画像の生成は専用のプリンタドライバが付属するのでWindows上で印刷可能なすべてのドキュメントイメージが送信できます。
また、PackBitsTIFF、TXT、BMPは、直接取り扱うことができます。 |
ユーザーアプリケーションは送信したい「原稿」をフォルダに書き出し、相手先情報を記述した「送信依頼File」を書き出すだけ。
送信はすべてSTARFAX Engineに任せることができます。
送信状況の参照や結果(送信Log)の取り出しも、ファイルを読み込むだけです。
また、キューに積まれた送信依頼のキャンセル、送信Logの特定レコードと原稿Fileの削除も制御可能。
もちろん、送信Logと原稿の削除を、設定日数で自動実行することも可能なので、メンテナンスフリーで連続運転できます。 |
※受信画像ファイルは、PackBitsTIFF(Jpeg可)を出力します。
画像の表示には、同梱するビューアプログラムやWindows標準のビューア活用できます。 |
ユーザーアプリケーションは「受信Log」の変化を監視するか、ユーザーの参照イベントに応じて、「受信Log」を参照します。
「受信Log」には受信の際の状況、取得できた相手先情報と、「原稿」ファイルのパスを含んでいます。
ユーザープログラムは、このパスを参照して原稿をユーザーに表示します。
受信Logのレコードとその原稿ファイルの削除は、ユーザープログラムから、削除依頼ファイルを書き出せばSTARFAX Engineが実行します。
また、STARFAX Engineは、設定日数に応じて受信Log・原稿の自動削除を実行しますので、安心して連続運転することが可能です。
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