導入事例


3Dで手軽に建築を体験し、VRで空間を体感

茨城県立つくばサイエンス高等学校
お話を伺った方:
科学技術科 建築領域長 逸見先生


1年次の建築領域で「建築」を体験

■導入製品

・3D マイホームデザイナーPRO10EX
・メガソフトVR ソリューションアカデミックエディション
・3DCG で学ぶ福祉住環境アカデミックライセンス

■授業内容

<1年次> (新設校のため、1年次のみ)
工業基礎 50 分 × 12
・3Dマイホームデザイナーの基本操作を習得する。
・3DCGで住宅の間取りや外観デザインを検討しながら平面表示記号や屋根の種類、住宅の構成を学ぶ。
・エスキスでプランを考え、自主設計した住宅を形にする。
・自作した住宅をウォークスルーやVRで空間を体験し、スケール感や視界など正しい空間認識を行う。

▼同校の学校案内のパネルより
同校の学校案内のパネルより

■先生の声

本校は、1 年次で化学生物・ロボット・情報・建築の4つの領域について満遍なく学び、2年次以降に自ら学びたい領域を選択します。

建築領域は、授業時間が少ない中でも手軽に「建築」を体験してもらう為に3Dマイホームデザイナーを導入しました。
建築について初めて学ぶ生徒達には図面を用いて難しい屋根の形や勾配を教えるよりも、簡単な操作で建物を3Dモデル化できるソフトを使用することで、短い授業時間の中で建物をイメージできるので大変便利です。
専門知識がなくても簡単にプランを作成し3Dモデル化した建物の内観や外観を確認できるので、楽しみながら学習に取り組むことができています。

▼3Dマイホームデザイナーで「建築」を体験中
3Dマイホームデザイナーで「建築」を体験中

またVRを活用して自ら作成した建物を疑似体験し、平面やパースだけでは確認しきれない家具や設備の位置や大きさなどの空間を体感することで自ら問題点に気付き、それを修正していくことができます。

▼自ら作成した空間をVRで体験中
自ら作成した空間をVRで体験中

昨年度はまだ1年次のみでしたが、今後は課題研究などでも使っていき、グループ学習ではVRも使っていきたいと考えています。

(取材:メガソフト・文教担当/2024年4月4日)

参考:3DマイホームデザイナーとVRソリューションの連携について

3Dデザイナーシリーズ製品で作成したすべての3Dデータ(ファイル形式:m3d、m3da)は、編集や変換をすることなく、メガソフトVRソリューションで読み込むことができます。

操作画面もほぼ変わりなく、3Dデザイナーシリーズ製品の3D編集側の「パース」の世界に入って空間体験ができると思っていただくと、VRのイメージがお分かりいただけるはず。画面の操作もまったく同じですから、VRソリューション上で家具のレイアウトを変えたり、壁・床材の変更も戸惑うことなく操作が可能です。

生徒が考えた家を実寸で作って体験することはできませんが、VRなら全員の家をお互いに体験しあい、良いところ気になるところを共有することも容易に行えます。

※VRソリューションについては、こちらのページでご確認ください。


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