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ミュージックCDデザイナー3では、手持ちの音楽CDや作成した音楽CDのアルバム、曲名、アーティスト名などの情報をデータベース化しておく、CDナビという機能を持っています。
CDナビを使うと、登録した数多くのCD情報からアルバム、曲名、アーティスト名などで目的のアルバムやトラックを検索したり、音楽CDをCD-ROMドライブに挿入していなくてもイントロだけを試聴したりすることができます。
試聴用のデータを作るには、[制作]タブ−[取り込み]タブを表示して音楽CDをCD-ROMドライブに挿入。入力ソース情報ウィンドウにCDの情報が表示したら、メニューバーの[CD]−[CDナビに登録]をクリックします。または、トラックを選択して右クリックメニューから[CDナビに登録]を選びます。 |
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続けて表示されるウィンドウで、「試聴を可能にする」がチェックされているのを確認して[OK]ボタンをクリックすると、試聴用データの作成が行なえます。
なお、試聴用サウンドデータのファイル形式は、MP3、WMA、TwinVQから選ぶことが可能で、これは[環境設定]ダイアログボックスの[CDナビ]タブで選ぶことができます。また、試聴用データは初期設定では10秒の演奏ですが、これも好きな長さに変更することが可能です。
試聴を行なうには、[CDナビ]画面の仮想デッキで再生ボタンをクリック。これで音楽CDがなくても、演奏を確認することができます。 |
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CDナビで登録してある音楽CDを検索するには、[CDナビ]画面の「検索条件の追加」のドロップダウンリストで検索対象を選択。続いて表示されるダイアログボックスで文字を入力します。 |
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これで検索対象と検索条件が設定されるので、複数設定したい場合は今の操作をもう一度繰り返し、[CDナビ]画面の[検索]ボタンをクリックすると、左下の音楽CDの一覧リストに条件が合致した音楽CD情報が表示されます。 |
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登録してある音楽CDの収録曲はわかっているがCDタイトルを忘れてしまった、アーティスト名だけまたはCDタイトルだけを覚えている、あるいは曲名などを一部だけ覚えているといったときにも、CDタイトル、アーティスト名、曲名、登録日、CD-TEXT対応、メモといった検索対象があり、部分一致でも探すことができるので多少わからなくても安心。
作成した音楽CDや、手持ちの音楽CDの管理などに活用しましょう。
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また、実践編の第4回で、ミュージックデータベースについてご紹介していますが(詳しくはこちらを参照してください)、手元にない音楽CDに収録されている曲情報を検索するときは、MIDBというミュー
ジックデータベースを利用すると便利です。ミュージックCDデザイナー3は、MIDBにも対応しています。
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<木村公彦>
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