iPadOS/iOS 13の新機能を使いこなす
指を使ってスピーディーな編集
ジェスチャー
「ジェスチャー」とは
iOSでは指で画面を触ってある決まった動きをして操作する、いわゆる「ジェスチャー」という操作があります。
その中でも複数の指を使って操作をするのが「マルチタッチジェスチャー」です。
このマルチタッチジェスチャーですが、アプリ使用中に5本の指でつまめばホーム画面に戻ったり、4本の指で左右にスワイプすれば高速にアプリを切り替えられたりと言った機能が以前からありました。
一度覚えるともう元には戻れないほど便利な機能ですが、iOS 12までは、iPadでしか使えませんでした。
今回リリースされたiOS 13では、うれしいことにiPadだけでなく、iPhoneでも利用できるのです。また新たに、編集作業がスピーディーに行える機能をメインに、3本指を使うマルチタッチジェスチャーが追加されました。
新しい「3本指ジェスチャー」の操作方法
iOS 13に搭載された3本指のマルチタッチジェスチャーは以下の6つ。
- コピー:3本指でピンチ
- カット:3本指でダブルピンチ(ピンチジェスチャーを2回行う)
- ペースト:3本指でピンチアウト
- 取り消し:3本指で左にスワイプ
- やり直す:3本指で右にスワイプ
- メニュー呼び出し:3本指で画面をシングルタップ
※3本指ピンチとは:親指、人差し指、中指でつまむような動作
※3本指ピンチアウトとは:親指、人差し指、中指を内側から広げるような動作
※3本指スワイプとは:3本の指先を画面に当てて右または左にスライドさせる動作
テキストを選択し、3本指でつまむような動作(ピンチ)
テキストを選択し、3本指でダブルピンチ(ピンチを2回行う)
貼り付けたい箇所で3本指で広げるような動作(ピンチアウト)
3本指で左にスライドさせる動作(スワイプ)
3本指で右にスライドさせる動作(スワイプ)
3本指で画面をシングルタップ
LiquidLogicで使ってみよう
今回追加された3本指ジェスチャーは、テキスト編集に威力を発揮するので、テキストエディタユーザーにはうれしい機能強化です。
LiquidLogicももちろんこの3本指ジェスチャーに対応しています。
ちなみに、iOS 13では、テキスト選択操作もスピーディーにできるようになりました。
こちらはシンプルに指一本の操作です。テキスト上でダブルタップすると「単語」、トリプルタップすると「文」(句点またはピリオド間の文字列)まで、クワッド(4回)タップで「論理行」(行頭から改行コードまでの文字列)が選択されます。
このテキスト選択操作と3本指ジェスチャーを使いこなせば、LiquidLogicの編集作業が一段と快適になります。
バージョンアップしたLiquidLogicでiOS13の新機能「3本指ジェスチャー」をガンガン使ってマスターしましょう!