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オフィスレイアウト用語集
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喫煙対策ガイドライン
喫煙対策ガイドラインとは、2003年5月に厚生労働省より示された喫煙対策のためのガイドライン。
喫煙対策には事業場全体を禁煙にする「全面禁煙」と、喫煙室/喫煙コーナーのみ喫煙を認める「空間分煙」があるが、喫煙対策ガイドラインには空間分煙の指針がおよそ以下のように示されている。
- 経営首脳者や管理者が喫煙対策に積極的に取り組むべきこと。労働者は喫煙対策が円滑に進むよう支援すべきこと。
- 当面および中長期の具体的計画を策定すべきこと。
- 喫煙者・非喫煙者間の人間関係悪化防止のため喫煙対策委員会の設置や喫煙対策担当部課を定めるべきこと。
- 可能な限り喫煙室を設置し、たばこの煙が拡散する前に吸引して屋外に排出すべきこと。
- 職場の空気環境の測定を行い浮遊粉じんや一酸化炭素の濃度を一定以下に抑えるべきこと。
- 受動喫煙による健康への影響や喫煙対策の内容、喫煙行動基準などに関する教育や相談を行うべきこと。
- 喫煙対策担当部課が定期的に喫煙対策の推進状況や効果を評価すべきこと。