ソフトウェア開発会社にお勤めの小池さんが今年7月に建てた住宅は、実は2軒目。9年前に関東で最初の家を新築されたのですが、転勤を機に実家を建て替えられたとのことです。1軒目を3Dマイホームデザイナーでシミュレーションし、有用性を実感した小池さんは、今回の住宅でも3DマイホームデザイナーLS2を活用されました。
小池さんは、窓の位置や間取りなどの空間を3D(立体)的に把握したい、という目的で3Dマイホームデザイナーを購入。同居される高齢のお母様が快適に暮らせるようにと、小池さんはトイレ、洗面、お風呂といった水回りへのアクセスを一箇所に集中する間取りをプランニングされましたが、限られた空間にどうやってドアを配置するかの検討に役立てたとのこと。そして想像以上に今回の住宅検討で威力を発揮したのが奥様が担当した、クロスやタイルなどの内装シミュレーションです。LS2では3Dの画質が向上したので内装材の質感もとてもリアルにわかるため、インテリアコーディネートにとても役立ったとのこと。
今回の家づくりではハウスメーカーのインテリアコーディネーターがとても優秀で、奥様の要望を的確に酌んだプランをたくさん提案してくれたそうですが、クロスにしろタイルにしろ小さな見本だけではなかなかイメージがわきません。特にトイレのクロスを一部貼り分けてみては、という提案には、面白そうだと思った反面実際にどんな空間になるかがピンとこず、すぐには結論を出せませんでした。
そこで重宝したのが3Dマイホームデザイナー。提案されたクロスの写真画像をメーカーのWebページからダウンロードして、トイレ部分に貼りこんで3D(立体)パースで確認してみたところ、カラーバランスなどのセンスの良さが実感でき、納得してプランを実行に移すことができました。3Dマイホームデザイナーで十分検討できたおかげで、できあがった家の内装には大変満足していると、ご夫婦ともに笑顔で語ってくれました。
施工を頼みたい会社の物件は絶対見ておいたほうがいいです。建築中の現場と実際に建った家、両方確認するのをお薦めします。現場を見ると職人さんの人柄とか工事の丁寧さがわかりますし、建った家を見たらクロスの貼り具合とか内装の「仕事」を確認できます。
建った家は施工会社主催の見学会でOKですが、現場のほうは自分たちだけでこっそり見に行ったほうがいいですね(笑)
実際に建て始めたら、同じ施工会社で家を建てている方のブログをチェックするといいですよ。いろいろと気づきを得られますし、「これ、いいな」って思ったところは自分たちの家にも取り入れてもらえますので。