テーマ:プレゼン、ウォークスルー
今回お話を伺った山本大介さんは、山梨県甲府市で5代に渡って工務店を営む山本建築工業の若きホープ。地元に根付いて育ててきた信頼と技術を、3DマイホームデザイナーPROを使って施主様にわかりやすくプレゼンテーションされています。
しかし、ただのプレゼンテーションではありません。山本建築工業様ではなんと100インチのスクリーンにプロジェクタでパソコン画面を投影してプレゼンをされているのです。
[ 有限会社山本建築工業ホームページ ]
山本大介さん(右)と父であり社長である昇造さん(左)
山本さんはバージョン1の頃からの3DマイホームデザイナーPROユーザーで、10年も前から施主様への提案に3DCGを活用されているベテランユーザー。PRO4の頃まではパース図やプレゼンボード中心の提案をされていましたが、PRO5でリアルタイムレンダリングの画質が向上したのを期に、ウォークスルーや画面を見せながらのリアルタイムプレゼンを多用するようになったとのこと。そして、どうせなら施主様によりリアルに住宅シミュレーションを体感してもらいたいと、昨年100インチのスクリーンを事務所に設置されました。スペースの関係でプロジェクターで投影されるサイズは少し小さくなりますが、間近で見る大画面でのプレゼンテーションは迫力十分。ウォークスルーすると本当に部屋の中にいるような感覚になります。
「柱や梁の位置を確認してもらったり、キッチンからダイニングへの視線をチェックしてもらったりするのに、施主様にはとても好評です。天井のあるプランだったスペースを、大画面ウォークスルーで広さ感を体感されて、吹き抜けにプラン変更された施主様がいらっしゃいましたが、竣工後も大変満足いただきました。」
と山本さんはうれしそうに教えてくださいました。このスクリーンではウォークスルーだけでなく、間取りや壁紙・床材の検討など、施主様を交えてのリアルタイムプランニングでも大活躍しているとのこと。スクリーンをレーザーポインタで指し示しながら説明していただきましたが、見慣れたはずのマイホームデザイナーの画面が別のものに見えるくらい迫力あるものになります。これはもう新次元のプレゼンテーションです。家を建てるというのは「イキオイ」みたいなものも大事ですが、この大迫力プレゼンは施主様の背中を押す効果もあるようです。
「リフォームのお話をいただくことも結構ありますが、多くの場合相見積もりになります。当社では見積もりと一緒に3Dマイホームデザイナーでリフォームプランのパースを作成して提案しています。」
他社では概算見積もりだけで平面プランもない場合が多いリフォーム案件も、3Dパースを用意することで施主様の気持ちを強く惹きつけることができるようだと山本さん。3Dパースはリフォーム後のイメージをリアルに持っていただける上に、なぜこの見積もり額になるのかを具体的に説明するのにも役立てているそうです。
「3Dパースとウォークスルーを見ていただくことで見積もりに説得力が出せますので、施主様に納得していただき易くなりますね。」と3Dパースとウォークスルーの有用性を高くご評価いただいてます。リフォームにも3Dマイホームデザイナーを活用されている山本さんです。
先日増改築の依頼をいただいた施主様に、100インチスクリーンの3Dプレゼンを行ったところ、「お宅もこれ、使ってるの?」と言われたそうです。その施主様は3DマイホームデザイナーLSのユーザーの方とのことで、次の打合せには早速マイホームデザイナーで作られた平面プランを持ってこられたとのこと。今後は平面はもちろんのこと、3Dパースも含めてマイホームデザイナーのデータをやり取りして、イメージを共有していこうと考えています、とマイホームデザイナーユーザーである施主様とのコラボに意欲を燃やしている山本さんです。
山本さんは、弊社のFAXソフト「STARFAX」もご愛用いただいてました。
「仕事柄、業者さんと図面のやりとりをFAXですることが多いんですが、図面ってA3なんですよね。A3が原寸で出せるFAX機はまだまだ高価ですが、メインマシンを引退したパソコンとSTARFAXとA3レーザープリンタの組み合わせなら、かなり格安でA3ファックス受信環境を構築できるんです。」とのこと。
受信したファックスはPDFデータとしてパソコンで管理しているので、図面の紛失もないし、どの図面が最新のものなのか履歴もばっちりわかるので、普通のファックス機よりもはるかに便利と、STARFAXにも高い評価をいただきました。
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STARFAX活用事例 [有限会社山本建築工業]