導入事例・インタビュー Introduction & Interview
VR活用で顧客の信頼を得て新事業成功を狙う

Imaeda Design

今枝 茂樹 氏

株式会社Imaeda Design
代表取締役

株式会社 Imaeda Design(愛知県名古屋市)は、店舗やオフィスなどの商業施設を中心にプランニングする施工が出来る建築・空間デザイン会社です。

この度、最新のVRソリューションをご購入された理由と、これまでの利用状況、同社が新しく展開しようとしている事業でのVR活用について、代表取締役の今枝茂樹社長にお話を伺いました。

導入効果Conversion

  • IT補助金制度を利用して2セット目を購入、画質アップが魅力的だった
  • 3D/VRプレゼンで、顧客の安心と信頼が得られる
  • 店舗・企業、クリニックのブランディング事業にも3D/VRを活用できる

株式会社Imaeda Designの1セット目導入時のインタビューはこちらをご覧ください。>>

2セット目購入の背中を押したのは 「IT補助金制度」 の対象だったこと

− メガソフトVRソリューションの2セット目をご購入いただき、ありがとうございます。
2セット目ご購入の決め手は何でしたか?

 今枝氏 
新しくなったメガソフトVRソリューションのデモを見させていただいて、画質がとてもよくなったと思いました。
これはとても魅力的に感じています。
すでに1セット持っていたので迷いましたが、背中を押してくれたのは、やはりメガソフトさんからの「IT補助金制度の対象」という案内でした。


▲メガソフトサイト内にて、IT導入補助金利用についての情報を公開中。
(詳細は上記バナーをクリックしてご覧ください)


 今枝氏 
ヘッドマウントディスプレイも黒から白になって、何よりコードレスになったのがいいと思っています。
スタンドを立ててコードをつないでという手間がなくなったのでセッティングがとても楽になりました。
現在のオフィスの打ち合わせスペースは、歩きまわっていただくスペースがないので、お客様自身にコントローラーで操作していただいていますが、前後の移動や左右への方向転換はみなさんすぐにマスターされるので、問題なくデモができています。


▲白いヘッドマウントディスプレイとコントローラー。左手側のジョイスティック(赤枠内)で前後左右への移動が可能。

− ありがとうございます。お客様はVRご経験済みの方が多いですか?

 今枝氏 
いいえ。まだほとんどの方が 「VRは初めて」 とおっしゃっていますね。
先日お越しになったお客様もVRは初めてだったのですが、「こんな風にみられるんですね」と、とても楽しんでくださいました。

弊社はVRの出始めた頃に「VRはいずれ値段が下がるから、今すぐ買ってももったいない」というスタッフの意見がありましたが、私は他社より先に、できるだけ早いうちに!と導入を決定しました。
今の時点で、すでにVR活用のノウハウは蓄積できているので、これから導入する他社より優位に立てていると思っています。


▲旧・新画質比較。最新バージョンでは、リアルタイムレンダリング・Pixage画質(画像右)でVR体験が可能になった。


もちろん、VRソリューションの効果実績があったから。

− これまで、VRソリューションはどのようにご利用いただいていますか?

 今枝氏 
まず、お客様との初回打ち合わせ時に「プランをVRで見ていただくので、より空間をイメージしやすくなります」ということをお伝えします。
それにより、「3Dで提案する企業」という点で安心と信頼をいただいております。

受注後には、お打ち合わせの際に、飲食店ならカウンターの高さやカウンターの中からの見え方、通路幅はどうか、お客様の導線・スタッフ動線はどうかというのを細かく見ていただけるので、お客様は安心感や満足感を更に感じることができます。
また、お引き渡しの際に「VRで見たとおりだね、リアルはもっといいね!!」などと信頼関係が築けます。さらに次につながりますので、VRソリューションを導入して大変良かったと思っています。

もちろん、お客様に見ていただく前に事前チェックを入念に行い、理想の空間に仕上がっているかどうかを確認します。
ここは色が違うな、少し狭いかな?などと気づくことができるのもVRで体験することのメリットだと思います。


▲ImaedaDesign社・業務実績(冊子)から、店舗(レストラン)の事例
”デザイン性だけでなく、主客や動線を考慮した3Dプランを作成”しているそう。


コンサルティング事業でもVRを活用していきたい

− 貴社はここ数年、住宅案件からビジネス案件へと切り替えてこられたと伺いました。

 今枝氏 
はい、その通りですが、実はその先の構想もあります。

これまでは空間のデザインと建築の施工監理をしてきたのですが、今後は販促物や集客のサポートも含めた店舗・企業、加えてクリニックなどもコンサルティングをしていけるよう、準備をしてきました。


▲ImaedaDesign社・業務実績(冊子)から、クリニックの待合室の事例。
これまでは物販、飲食店が多かったが、今後はクリニックなども対象にしたいそう。
「主には待合室や共有スペース、病室の意匠デザインですが、これまでの経験を生かして、さらに心理的な要素も勉強しながら、手掛けていきたい」と今枝社長。


 今枝氏 
広い意味で「デザイン」で支援をしていきたいという思いがあります。
ですから、いきなり店舗リニューアルではなく、まずはブランディング、それに合わせた店内の装飾、次にリフォーム、さらには事業拡大に向けて2店舗目、3店舗目の出店へと展開を応援していきます。
お施主様と信頼関係を築きながら、企業様と末長く関わっていきたいです。そのためにも、メガソフトさんの3Dソフト&メガソフトVRソリューションは重要なツールとして、今後もしっかりと活用していきたいと考えています。


− 新しい事業形態、新しい分野でのご成功をお祈りいたしますとともに、弊社の3DソフトとVRソリューションがお役に立てれば幸いです。本日は貴重なお話をありがとうございました。

(2022年8月)