以下の手順をご覧になり、設定を一つづつご確認ください。
※STARFAX2005は、FAXモデム共有機能の設定を自動化しています。
下記の対処がご面倒なときは、バージョンアップをご検討ください。
◆FAXモデム共有の概念
サーバー ・・・ FAXモデムを内蔵したFAX送信PC
クライアント ・・・ サーバーのFAXモデムを使用してFAX送信を行うPC
FAXモデム共有はサーバーPCのFAXモデムを利用し、クライアントPC からFAX送信を行う機能です。 サーバーPCのFAXモデムを使用しますでの、クライアントPC側には
FAXモデムが不要となります。クライアントPCで作成したFAX原稿は、共有フォルダへ書き込まれます。
※STARFAXで使用する共有フォルダは、各クライアントPCより書き込みが行えるよう
に、Windows上で設定でしておく必要があります。
サーバーPCは、この共有フォルダを随時監視しており、データが発生するとFAX送信
処理を行います。
◆サーバーPC側 STARFAXの準備
1.STARFAXの動作権限を設定します。
@[STARFAX2004]-[STARFAX TOOLS]-[STARFAX サポートツール]-[使用権限再設定
ツール]を起動します。
A「STARFAXのプログラムファイルに対する権限を取得します。よろしいですか?」画面で
「OK」をクリックします。
B設定を反映させる為、PC(Windows)を再起動します。
2.STARFAX単体でFAX送信が行えるよう設定します。
@[STARFAX環境設定]-[通信経路設定]で[ローカルモデムを使用する]にチェックします。
A[STARFAX環境設定]-[標準の通信経路設定]で[ローカルモデム]にチェックします。
※FAX送信テストを行い、設定が正しく行われていることをご確認ください。
3.共有フォルダを設定します。
@STARFAXモデム共有で使用するフォルダを作成し、そのフォルダにたいして、
各クライアントPCから書き込みが行えるように、Windowsのフォルダ共有設定を行います。
※Windowsのフォルダ共有設定は、OSにより異なります。設定方法がわからない場合
はマイクロソフト社にご確認ください。
※共有フォルダに対して各クライアントPCから書き込みが行えることをご確認ください。
※WindowsXPをご利用の場合、共有設定時に、「ネットワークユーザーによる書き込み
設定を許可する」にチェックが必要です。
A手順3@で作成したフォルダをSTARFAXで指定します。
[STARFAX環境設定]-[FAXモデム共有設定]-[FAXモデム共有サーバー]画面を開き、
「参照」ボタンをクリックしてフォルダを選択し、「開く」をクリックします。
BSTARFAXサーバーマネージャの設定を行います。
1)[STARFAX2004]-[STARFAX TOOLS]-[STARFAX サーバーマネージャ]を起動します。
2)メニューバーの[ファイル]-[サーバーフォルダを指定]をクリックし、「STARFAXサーバー
マネージャが使用する共有フォルダ」画面にて共有フォルダの場所を確認し、「OK」を
クリックします。
3)「共有フォルダの設定を変更しました。プログラムを再起動してください。」の表示が
出ましたら「OK」をクリックします。
4)[STARFAX サーバーマネージャ]を一度終了し、再起動します。
5)[STARFAX サーバーマネージャ]のステータスが[稼動中]になっている事を確認します。
◆クライアントPC側 STARFAXの準備
1.FAX送信の経路を「FAXモデム共有」にします。
@[STARFAX環境設定]-[通信経路設定]で[FAXモデム共有を使用する]にチェックします。
A[STARFAX環境設定]-[標準の通信経路設定]で[FAXモデム共有]にチェックします。
2.共有フォルダを設定
@[STARFAX環境設定]-[FAXモデム共有設定]-[FAXモデム共有クライアント]画面を
開きます。
A参照ボタンをクリックし、サーバーPC側で設定した共有フォルダを指定します。
※上記フォルダは、サーバーPC側で作成した[共有フォルダ]をネットワークを介して
設定する 事になります。
※上記フォルダにたいして、クライアントPC側より任意のファイルをコピーすることが
可能であれば、共有フォルダはWindows上で正しく設定されています。
◆その他注意事項
1.2台以上のクライアントPCを接続する場合
サーバーPCにて[ライセンス登録]が行われていない場合は、2台目以上のクライアントPCは
接続できません。ライセンスをご購入いただいた上、[STARFAXライセンス登録]画面で登録
を行ってください。
2.クライアントPCの接続管理方法について
クライアントの接続数は[STARFAXサーバーマネージャ]が、クライアントPCのコンピュータ名
ごとにカウントします。
つまり、同一コンピュータであってもコンピュータ名を変更すると別のコンピュータとみなされ、
使用できるライセンスを消耗します。
誤ってこの現象を発生させてしまった場合は、[STARFAXサーバーマネージャ]の通信ログ
より、不要なコンピューター名のログを削除してください。
3.NTFSシステムをご利用の場合
ユーザーアカウントごとにSTARFAXの使用権限の設定が必要となりますが、インストール
したアカウントと異なるユーザーでご利用頂 く場合や、STARFAXプログラムの実行権限を
変えてしまった場合、STARFAXを使用できるように、フォルダの権限を再設定して頂く必要
がございます。
この場合、[STARFAX2004]-[STARFAX TOOLS]-[STARFAX サポートツール]-[使用権限
再設定ツール]より権限を再設定する事ができます。
※[使用権限再設定ツール]はAdministrator権限のあるユーザーでないと実行できま
せん。
※この問題はサーバー側、クライアント側を問わず、NTFSシステムでSTARFAXを
ご利用頂く場合に発生します。
※この操作はSTARFAX関係のプログラムを全て終了させてから行ってください。
※処理実行後は、問題のあるPCを全て再起動してください。
※「送信キューファイルがオープン出来ません」というエラーを解決出来る場合もござい
ます。
4.なんらかの問題で共有フォルダの設定がおかしくなった場合、共有フォルダの再設定を行う
必要がございます。
[STARFAXサーバーマネージャー]で共有フォルダの再設定を行っていただいた後、[STARFAX2004]-[STARFAX TOOLS]-[STARFAX
サポートツール]-[共有フォルダ再設定
ツール]にて対象の共有フォルダを指定してください。
その後、[STARFAXサーバーマネージャー]を再起動してください。
※この処理はサーバー側でのみ行う処理です。
※「送信キューファイルがオープン出来ません」というエラーを解決できる場合も
ございます。
※処理実行後は、問題のあるPCを全て再起動してください。
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