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パソコンFAXソフト STARFAX 2000

FAXを大量送信すると、送信エラーが頻発し送信出来なくなる
SFW2120
02/05/28

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詳細
   FAXを大量送信すると、送信エラーが頻発し再起動を行わないと送信出来なくなる。

考えられる原因
   FAXモデムの熱暴走、ドライバーの問題、OSのリソース不足が考えられます。

※OCXでSTARFAXを制御していた場合、Ver.2.03以降に更新して下さい。又システムに問題がある可能性もあります。

対応方法/状況
   FAXモデムのドライバーを最新のものへ更新して下さい。
※ドライバーの入手方法は、ご利用のパソコンメーカーにご確認下さい。
次にFAXモデムの調整を行って下さい。

スタートメニューより「プログラム」-「STARFAX2000」-「STARFAX環境設定」
 -「ローカルモデム」-「モデムの詳細設定」画面を開く。

 ・標準調整
  通信速度:14400
  圧縮方式:MR
  最小伝送時間:AUTO
  エラー訂正機能を利用する:チェック無し
  クラス設定:Class1機能を使用する
  フロー制御設定:ソフトフローにて初期化するチェック有り
  モデムイニシャルコマンド:右ボタンから+fclass=1を選択
  STARFAXの優先度:普通

 ・標準で失敗した時の調整
  通信速度:9600
  圧縮方式:MH
  最小伝送時間:AUTO
  エラー訂正機能を利用する:チェック無し
  クラス設定:Class1機能を使用する
  フロー制御設定:ソフトフローにて初期化するチェック有り
  モデムイニシャルコマンド:右ボタンから+fclass=1を選択
  STARFAXの優先度:低い


※上記設定で解決できない場合。
 内蔵FAXモデムをご利用の場合はFAXモデムの交換をご検討下さい。
 通信部分の役割を担うのは、パソコンにセットされたFAXモデムです。
 ところが、最近のFAXモデムはコストダウンの影響で、パソコンに内蔵する
 安価なタイプになっており、以前の外付け型FAXモデムに比べ、
 FAX通信の安定度がかなり劣ります。
 STARFAXを安定してご利用いただくためには、外付けFAXモデムを
 おすすめいたします。
 弊社では、市場で入手しやすい外付けFAXモデムとして、次の2製品の
 動作検証を行いました。
 どちらもシリアルポートに接続する外付けFAXモデムで、安定した
 FAX環境をご利用いただけます。

  メルコ(BUFFALO)製 IGM-B56KS
  Panasonic製 TO-BXF56K



◆システムリソースの確認
システムリソースが足らない場合、様々な障害が発生します。
しかし、これはWindowsシステム(正確にはWindows95/98/Me)の
欠点とも呼べるの仕様であり、ソフト側での根本解決方法はありま
せん。常駐型のソフトウエアを終了させておくことが一番の解決策と
なります。
※健全なシステムの空き容量目安は50%以上という所です。
※WindowsMeは特にシステムリソースを多く消費するOSです。
※ご利用のOSを、Windows2000等に変更していただくことが一番
 の解決策といえます。

・システムリソースの確認方法
 1.[プログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[リソースメー
  ター]を実行。
 2.タスクトレイ(標準の状態では画面右下にあるアイコンが並ん
  でいる領域)に現れたリソースメーターの棒グラフ状のアイ
  コンをダブルクリック。
・リソースメータがインストールされていない場合
 1.コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]を実行。
 2.[Windowsファイル]タブをクリック。
 3.[システムツール]を選択し、[詳細]ボタンをクリック。
 4.[リソースメーター]のチェックボックスをオンにして[OK]ボタ
  ンをクリック。
 5.[OK]ボタンをクリックして、[アプリケーションの追加と削除]
  ダイアログボックスを閉じる。
 6.[リソースメーター]のインストールが行われる。
 
  
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