サポート情報   By MEGASOFT Inc.

パソコンFAXソフト STARFAX 2000

FAXモデム共有の手順
SFW2015
00/03/27

-----


詳細
   次のエラーメッセージが表示され、FAXモデム共有が行えない。

 ・「送信キューファイルがオープンできません」
 ・「STARFAX SSサーバーが応答しません」
 ・「FAXモデム共有機能サーバーが応答しません」
 ・「送信キューファイルがオープンできません」
 ・「空のドキュメントの作成に失敗しました」

(LAN、サーバー、クライアント)

考えられる原因
   原因は大きく次の3つになります。

 ・共有フォルダの設定が誤っている。
 ・使用ユーザー分のライセンス登録が行なわれていない。
 ・必要なSTARFAXアプリケーションが起動していない。

対応方法/状況
   次のFAXモデム共有手順を順番にご確認下さい。

◆サーバーパソコン側の準備
 1.通常のFAX送信が行える設定であることを確認。
  ・「STARFAX環境設定」-「通信経路設定」で「ローカルモデムを使用する」。
  ・「STARFAX環境設定」-「標準の通信経路設定」で「ローカルモデム」
 2.共有フォルダを設定。
  ・「STARFAX環境設定」-「FAXモデム共有設定」-「FAXモデム共有サーバー」で指定。
 ※上記共有フォルダはクライアントパソコンから書き込めるフォルダに設定すること。
 3.共有フォルダに書き込みがあったことを監視するプログラム、「STARFAXサーバーマネ
  ージャー」を起動。
 ※ウインドウ下のステータスで「稼動中」になっていることを確認。


◆クライアントパソコン側の準備
 1.FAX送信の経路がFAXモデム共有になっていることを確認。
  ・「STARFAX環境設定」-「通信経路設定」で「「FAXモデム共有を使用する」
  ・「STARFAX環境設定」-「標準の通信経路設定」で「FAXモデム共有」
 2.共有フォルダを設定。
  ・「STARFAX環境設定」-「FAXモデム共有設定」-「FAXモデム共有クライアント」で指定。
  ※上記フォルダはサーバーパソコンで指定した共有フォルダと同一の物となる。
   なんらかのファイルをコピーし、実際に書き込みが行えること、又そのファイルがサー
   バー機に反映されていることを確認する。


◆注意事項
1.サーバーパソコンにて[ライセンス登録]が行われていない場合、2台目以降のクライアント
 パソコンは接続できません。
 登録は[STARFAXライセンス登録]で行うことができます。
 ※サーバーパソコン1台に対し、クライアントパソコン1台はライセンス登録を行わなくとも使用する
  ことが出来ますが、これは機能確認のためとお考え下さい。
  運用時はご利用いただくクライアント数に応じたライセンスの購入が必要となります。
2.クライアントパソコンの接続数について
 接続数は、[STARFAXサーバーマネージャ]が管理し、管理方法はクライアントパソコンの
 コンピュータ名で行っています。つまり同一コンピュータであってもコンピュータ名を
 変更してしまいますと、それは別のコンピュータが接続されたものとして、アカウント
 を消耗してしまいます。
 謝ってこの現象を発生させてしまった場合は、[STARFAXサーバーマネージャ]のログ
 を削除していただくことで解消出来ます。
3.NTFSシステムをご利用の場合、ユーザーアカウントごとにSTARFAXの使用権限の
 設定が必要となりますが、インストールしたアカウンと異なるユーザーでご利用いただく
 場合や、STARFAXプログラムの実行権限を変えてしまった場合、STARFAXを使用
 できるように、フォルダの権限を再設定していただく必要がございます。
 この場合、STARFAXフォルダ内にある[SfwSc.exe]を実行することで解消することが
 出来ます。
 ※[SfwSc.exe]はAdministrator権限のあるユーザーでないと実行できません。
 ※この問題はサーバー側、クライアント側を問わず、NTFSでSTARFAXをご利用いただく
  場合に発生します。
 ※この操作はSTARFAX関係のプログラムを全て終了させてから行って下さい。
 ※処理実行後は、問題のあるパソコンを全て再起動して下さい。
 ※「送信キューファイルがオープン出来ません」というエラーを解決出来る場合も
  ございます。
4.なんらかの問題で共有フォルダの設定がおかしくなった場合、共有フォルダの再設定
 を行う必要がございます。
 [STARFAXサーバーマネージャー]で共有フォルダの再設定を行っていただいた後、
 STARFAXフォルダにある[Sfwsebl.exe]を実行し、対象の共有フォルダを指定し、
 [STARFAXサーバーマネージャー]を再起動して下さい。
 ※この処理はサーバー側でのみ行う処理です。
 ※「送信キューファイルがオープン出来ません」というエラーを解決出来る場合も
  ございます。
 ※処理実行後は、問題のあるパソコンを全て再起動して下さい。
 
  
   この資料の内容は予告なしに変更されることがあります。
いかなる場合でも、この資料の運用の結果に関しては一切の責任を負いません。
この資料に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。
(C)1997-2000 MEGASOFT Inc. All rights reserved.