【検索】や【置換】関連の機能は、編集には欠かせない機能です。 MIFES for Windows Ver.7.0では、より簡単な操作で実行が行えるようにツールバーに「検索ボックス」を設けました。
標準のツールバー上の検索・置換関連のボタンとその動作は次の図のとおりです。
ここをクリックすると、検索のダイアログボックスが表示されます。 文字列の選択状態でこのボタンをクリックすると、選択中の文字列が検索文字列欄に引用されます。 何も選択していない場合は、このボックス内の表示内容が検索文字列欄に引用されます(空欄のときは空欄のまま)。
履歴にある文字列を同じ条件で検索したいときは、この▼ボタンをクリックして、リストから選択するだけで検索が実行できます。
検索ボックスに表示されている文字列の再検索機能のボタンです。 左から順に【↓方向再検索】【↑方向再検索】【先頭から↓方向再検索】を実行します。
また、【検索】【置換】のダイアログボックスには入力や動作のためのオプションがいろいろあります。 各オプションを使って【検索】【置換】の操作を効率よく行ってください。
チェックをつけると、検索できた文字列がすべて色替表示されます。
クリックするたびにカーソル位置から1語ずつカーソルのある入力欄に取り込むことができます。
クリックすると、改行文字(\n)や半角スペース(\s)などがリストからの選択操作で入力できます。 正規表現などの記号文字を入力するダイアログボックスもここから開くことができます。
置換のダイアログボックスに切り替えることができます。 共通項目の設定はそのまま引き継がれます。
チェックをつけると、カーソル位置の文字列も検索対象になります。
チェックをつけると、検索文字列が他の語の一部となるような場合には、検索が一致したと見なさないようにします。 たとえば、検索文字列に「MIW」と指定した場合、「MIWindow」や「ABCMIWZ」は検索しません。
今まで使ったことのなかったボタンも、ぜひクリックして実際に動きを確認してみてください。
検索・置換の達人になるためには、「4つの検索方法を使い分ける」という点ははずせないポイントのひとつです。 検索文字列に同じ文字列を指定しても、検索方法が異なると検索できる文字列が異なります。
4つの検索方法とその特長は次の通りです。
指定した文字列をそのまま検索します。「*」や「?」などの一般的に「ワイルドカード」と呼ばれる文字も「*」「?」という文字として検索を行うことができます。 半角英字の大文字・小文字の「区別」/「同一視」を検索方法として選択できます。
ワイルドカード「*」(0文字以上の任意の文字列)と「?」(任意の1文字)を使って検索を行うことができます。 半角英字の大文字・小文字の「区別」/「同一視」を検索方法として選択できます。
特殊な文字列(メタ文字)を使って、ひらがな全部、カタカナ文字列、・・・または・・・など複雑な検索文字列を指定することができます。 正規表現をマスターすると、【検索】【置換】でできることがグンと増えます。
※正規表現については、別の回でご紹介します。
半角と全角、ひらがなとカタカナ、括弧({[「...、英字の大文字と小文字、「ず」と「づ」、「ぶ」と「ヴ」などを同一視したり、記号やスペース・タブなどを無視して検索することができます。
そんな方はMIFESのヘルプにある検索実例集で、どんな検索ができるのか、まずは参考までに見てみてください。
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