あらかじめ見出し行の行頭に決まった文字(下の例では■)を入力しておくと、【ツール】-【見出し行の検索】で、見出し行をリストウィンドウにリストアップすることができ、リストウィンドウの項目をダブルクリックすると、その位置にジャンプすることができます。
【見出し行の検索】は、カレントウィンドウのみでなく、開いていないファイルも同じように見出し位置を検索できますので、複数ファイルにおよぶ原稿などでも1つのリストからジャンプすることができます。
また、ワイルドカードの「*」と「?」が使用できますので、"【*】"、"第*章"といった指定ができます。 大見出しは■、中見出しは■□、小見出しは■□□…というようにルール付けしておくと階層になった見出しも検索できます。
▼[見出し行の検索]ダイアログ
▲検索結果(見出し行の一覧)をリストウィンドウに表示 (見出し行の色替例)
見出し行の先頭は必ず同じマークというルールを守って作成すると、この機能で見出し行を通常の文字色とは異なる色で表示することができます(結果は上図のとおりです)。
例として拡張子「.TXT」のファイルに、上図のように見出し行色替えする方法をご紹介します。
1)【設定】−【キーワードの追加・選択】を実行する 2)【未定義】の項目を選択し、[定義の変更]ボタンをクリックする 3)下図のとおりに設定して[OK]ボタンをクリックし、「キーワードの追加・変更」ウィンドウを[閉じる]ボタンで終了する
※詳細はヘルプ・マニュアルなどをご参照ください。
▲[キーワード定義の変更]ダイアログ
正規表現とは、特別な記号など(メタ文字)を使って文字列を表現することです。 今回指定したメタ文字は次のような意味を持っています。
^ :行の先頭 .* :0文字以上の任意の文字列 $ :行の最後
つまり、「先頭(^)に■がある行の最後($)まで」を表しています。
正規表現は【検索】機能などの正規表現と同じです。詳しくはヘルプやマニュアルを参照してください。
また、 大見出しは■で「キーワード2」(”^■.*$”)に、 小見出しは●で「キーワード3」(”^●.*$”)に、 それぞれ「正規表現」で設定すると、大見出しと小見出しを違う色で表示することもできます。(右図参照)
表示色は、「キーワードの追加・変更」ウィンドウで変更できます。
わかった
わかりにくかった
知っていた