DOS版MIFESのマクロとWindows版MIFESのマクロの互換性について
掲載日:2005年2月1日 |
■回答 |
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DOS版のMIFESのマクロ言語(MIL言語)と、Windows版MIFESのマクロ言語(MIL/W言語)には互換性はありません。
MIL言語で書かれたマクロをWindows版MIFESで利用するには、MIL/W言語で作り直しが必要ですが、似ている点も多いのでMIL言語でのマクロ作成経験やそのソースは役に立つこともあると思います。
MIL言語とMIL/W言語では、制限構造と演算子はほぼ同じですが、システム関数などには異なる部分が多くあります。またMlL言語はテキストエディタの本来持っている機能を組み合わせてマクロコマンドを作成することを基本としていたのに対して、MIL/W言語はマクロコマンドのための専用の機能(システム関数)を組み合わせてマクロコマンドを作成します。
MIL言語からMIL/W言語へ機能アップした点は次のとおりです。
・中間コードの最大サイズが32KB(MlL言語は4KB)
・32ビット化された変数
・1024要素に拡張された配列変数
・グローバル変数とロー力ル変数
・ユーザー定義変数
・システム変数への代入
・マクロ定数
・文字列定数のメタ文字処理
・代入演算子、単項演算子(- ~ ! など)
・汎用性のあるシステム変数(引数がより柔軟に)
・内蔵コンバイラ
・起動時の自動コンパイル
・中間コードへのソースプログラムの埋め込み
・マクロコマンドライブラリへ自動格納
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