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テキストエディタ MIFES 11

改行コードのCR+LF、LF、CRを別々に検索したい

公開日:2023年2月10日

■回答

改行コードのCR+LF、LF、CRとが混在しているファイルの中で、検索文字列に改行を表す「\n」と記述するとすべて検索の対象となり、どれかひとつの改行コードを検索することはできません。

以下に対応方法をいくつか記載します。

なお、編集ウィンドウ上でCR+LF は 、LFは 、CRは で表示されます。

●CR+LF改行だけを検索する方法
2バイトの文字コード指定をすることで可能です。
シフトJIS指定:\x0d\x0a
Unicode指定 :\x{000d}\x{000a}

●CR改行だけを検索する方法
文字コード指定をすることで可能です。
シフトJIS指定:\x0d
Unicode指定 :\x{000d}

●LF改行だけを検索する方法
CR+LF改行も混在しているファイルの場合は文字コードでの「\x0a」または「\x{000a}」指定では、CR+LF改行にもヒットするので、LF改行だけを検索する指定方法はありません。

なお、以下のようにマクロクロコマンドやバイナリモードを利用する方法があります。

・LF改行を検索するマクロコマンド
M34. カーソル位置から↓方向にLF改行コードを検索しその位置へジャンプします。

・LF改行を置換するマクロコマンド
M45. ファイルの中のすべてのLF改行を文字列”[LF]”に置き換えます

 ※上記の2つのマクロコマンドのソースを「マクロガイド」の「ダウンロード」ページで公開しています。
 ※CR改行がある場合はLF改行と判断されます。
 ※マクロソースのコンパイル・実行などの操作については、ヘルプや「マクロガイド」をご参照ください。

・バイナリモードでLF改行だけを置換/削除
バイナリモードに切り替えて【複数置換】で以下のように指定して置換できます。
ガイドラインの[テキスト](編集モードの切り替えボタン)をクリックすると、バイナリモードに切り替えることができます。

旧文字列1:\x0a   新文字列1:(置換したい文字列/削除の場合は何も指定しない)
旧文字列2:\x0d\x0a 新文字列2:\x0d\x0a
検索方法:通常検索:英大・小文字区別


<関連項目>

挿入される改行コードを変えたい

ファイルの中の改行コードをすべて変えたい

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