サポート情報
テキストエディタ MIFES 10

サーバーの共有できるフォルダーにあるMIFESを直接実行する方法

公開日:2017年1月20日

■回答

「MIFES 10 Enterprise ライセンス」または「MIFES 10 Educational ライセンス」でのみご利用可能な方法です。

ターミナルサービス機能を利用せずに、サーバーにあるMIFESのプログラムを直接クライアントPCから実行する方法です。

「MIFESクライアント設定」機能で、クライアント側にカスタマイズフォルダーを作成し、クライアントごとにカスタマイズ情報が別になります。

なお、MIFESのプラグラムで同時起動数を確認、制限する仕組みは特にありません。

■ご利用方法

<サーバー側の準備>
以下の手順で、サーバーの共有できるフォルダーにMIFESのすべてのファイルをコピーします。

  1. MIFESを任意のコンピューター(利用するサーバー以外)にインストールします。
    MIFESをインストールすると、下記の場所に「プログラムフォルダー」と「カスタマイズフォルダー」が作成されます。
  2. サーバーに共有できるフォルダーを1つ作成します。フォルダーの位置、名前に特に決まりはありません。
  3. 手順1のコンピューターの「プログラムフォルダー」のすべてのファイルと、「カスタマイズフォルダー」のすべてのファイルを、手順2で作成したフォルダーにコピーします。

    以上です。なお、インストールしたコンピューターでMIFESを使用しない場合は、サーバー側の準備が終了後アンインストールしてください。

    「プログラムフォルダー」
    MIFESのプログラム関連のファイルがあるフォルダー。デフォルトは以下です
    64bitOSの場合: C:\Program Files (x86)\MIFES10
    32bitOSの場合: C:\Program Fiies\MIFES10

    「カスタマイズフォルダー」
    MIFESのカスタマイズ関連のファイルがあるフォルダー。デフォルトは以下です。
    Windows 11、10、8.1、8、7、Vista、Server 2019、Server 2016、Server 2012、Server 2008の場合:
    C:\Users\Public\Documents\MEGASOFT\MIFES10
    Windows XP、Server 2003の場合:
    C:\Documents and Settings\All Users\Documents\MEGASOFT\MIFES10

<クライアント側の設定方法>
初回起動時に1度だけ、以下の手順で設定をしてください。

  1. クライアントからサーバーにあるMIFESのプログラム(「MIW.EXE」)を実行し、MIFESを起動します。
    各クライアントごとに最初の起動時のみ「MIFESクライアント設定」(下の画面)が表示されます。
    カスタマイズ関連のファイル保存する「クライアントのカスタマイズフォルダー」を指定して[実行]をクリックします。
  2. <サーバー側の準備>で用意したフォルダーのカスタマイズ関連のファイルだけが、「クライアントのカスタマイズフォルダー」にコピーされます。
    また、そのフォルダーの位置情報がクライアント側のレジストリ(ログインユーザーのレジストリ)に設定されます。

以降、このクライアントからMIFESを起動すると、指定したカスタマイズフォルダーにあるカスタマイズ情報が使用されます。

※クライアントからサーバーにあるMIFESの「設定ウィザード」(「OPTWIZ.exe」)を実行して、拡張子の関連付け、エクスプローラの右クリックメニューへの追加、タスクトレイへの常駐、Internet Explorerソース表示エディタなどの設定も可能です。

MIFESクライアント設定

前のページに戻る
MIFES 10 製品情報
テキストエディタ MIFESシリーズ製品情報