【描画モード 3DRモードとOpenGLモードの違いについて】
3DマイホームデザイナーPRO Version2 が採用している描画エンジン3DRとOpenGLの違いをご説明いたします。
まず、Intel 3DRは単純な形状や、少ないテクスチャがはられているデータの表示に適した描画エンジンとなっています。
対応するグラフィックカードなど特別なハードウェアを必要とせずに3次元描画が可能な、コストパフォーマンスのよいエンジンといえます。
但し、画面解像度が高くなったり、テクスチャのはり込まれている量が多くなってくると、処理能力が落ちるという欠点があります。
これに対し、OpenGLは画面解像度が高くても、比較的高いパフォーマンスを維持できます。
逆にいうと、画面解像度が低い場合はOpenGLよりも3DRの方が描画効率がよい場合もあります。
OpenGLの仕様上の欠点としては、テクスチャデータをメモリ上に展開するためグラフィックカードのメモリを超えるテクスチャを
もつデータを読み込むと、テクスチャが表示されなくなったり、極端に動作が遅くなることがあります。
描画エンジン以外にも、3次元描画の速度を決定する要素はいろいろと考えられますが、もっとも大きな影響を与えるのは、
グラフィックカードの制御ソフト(ドライバ)になります。
最新のものをお使い頂いているか、不具合が残ったものではないか、カードメーカーのWEBサイト、もしくはサポートセンターなど
へのご照会をお願いいたします。
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