パース図を綺麗に表示・印刷できない

詳細
  ・パース図が思いどおりの色で表示されない。
・パース図を印刷しても鮮明に印刷されない。
・パース図で白色がグレーになってしまう。
などの現象についての解説です。

原因
 

パース図に表示される色や模様は、簡易表示を行っており正確には表示していません。これは操作性を高めるためです。

3D空間での色は、光の当たり具合によって変わります。
壁に光が当たっている状態を想像してみてください。色としてはまったく同じ白い壁でも、強く光が当たる部分は白く、影の部分は少し黒っぽく見えるはずです。
コーナー部分や、柱が立体的に見えるのは、光の当たり具合が違うため明暗の差ができ、見た目の色が面ごとに違うためです。
3D空間で立体感を表現するには「光」の要素が不可欠なのです。

3DマイホームデザイナーPRO4には「光」を表現するための機能として、「光源設定機能」と「レイトレースレンダリング機能」※をご用意しています。
適切に光源を設定してレンダリングをおこなうことで、より現実に近いリアルな画像を生成できます。

レンダリング前

レンダリング後

<絵をクリックすると拡大画像がご覧になれます>

※3Dマイホームデザイナー2005には、レイトレースレンダリング機能の代わりに「高画質出力」機能を搭載しています。基本的には同じ役割を果たしますが、PRO4のレイトレースレンダリング機能のほうが、より精細な高画質出力が可能です。

 

光による色の変化を正確に表現するには、膨大な計算を行う必要があり、高性能なコンピュータをもってしても、非常に時間がかかります。
このためパース画面では、色の計算は省略して、回転させたり移動させたりといった操作が快適に行えることに重点を置いています。

対処方法
  光源設定およびレイトレースレンダリング機能を実行するにはナビの[光源設定][レイトレーシング]を選択します。(下図参照)

※3Dマイホームデザイナー2005の場合は[レイトレーシング]の代わりに[高画質出力]ボタンが表示されます。

各機能の使い方については各製品の『マニュアル』および『ヘルプ』をご覧ください。


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