照明計算時間にはポリゴン数、光源の数、精度、表示速度など様々な要素が影響しますが、以下で効率化することができます。
●色やテクスチャの反射率を考慮する
色の明るさ=反射率となります。特に白を設定されている場合は反射率が100%とされている可能性があり、その場合間接光の計算回数が多くなります(標準添付の白は反射率40%となっております)。 「色の設定」で反射率を低く設定してください。
なお、テクスチャについては調節することができませんので、明度の高い(白っぽい)テクスチャはなるべく照明計算後に設定してください。
●エネルギーは50%程度でもある程度の画質を表現することができます。間接光の残りエネルギーの値が少ないほど計算時間がかかります。
●光源の数も計算時間に影響します。したがって、可能であれば照明器具の数をできるだけ少なくしてください。
●影が不要な箇所や目立たない箇所は、なるべく影ができないようにしてください。パーツ編集ウインドウの形状の設定で、必要に応じて以下をオンにすると可能になります。
・「他の形状に影を落とさない」
・「この形状に影を落とさない」
●DXFデータを読み込んだ新規のパーツを使用している場合、「裏側の面を持つ」を設定していると両面に対し計算を行うため時間がかかります。
<参考>
部屋単位で別々に計算を行うことも短縮に効果的です。ただし、ガラスドアや貫通などがあり、光源がそれぞれの部屋に影響しあう場合は、計算結果が異なりますのでご注意ください。