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メガソフト株式会社


2003年6月11日 ニュースリリース
<報道関係者各位>

ロングセラーのテキストエディタ「MIFES」シリーズに、
待望のLinux対応版登場
使いなれたテキストエディタで、Linuxのテキスト処理効率が大きくアップ

コンソール用 マルチファイルスクリーンテキストエディタ
「MIFES for Linux」ダウンロード販売を開始


6月11日(水)発売
標準価格〈ダウンロード版〉 10,000円(税別)



メガソフト株式会社は、テキストエディタのロングセラーである「MIFES(マイフェス)」の、Linuxコンソール(端末)上で動作する
マルチファイルスクリーンテキストエディタ「MIFES for Linux」のダウンロード販売を、2003年6月11日(水)よりメガソフトWebサイトにて開始いたします。



■製品概要


「MIFES for Linux」は、Linuxのコンソール上で動作する最大100ファイル、200MBまで編集可能な日本語対応テキストエディタです。Windows版で好評の最新機能を数多く搭載し、コンソール上でのキーボード操作に適したDOS版MIFESの画面や操作性を採用しました。Linux上でのさまざまなテキスト処理の作業効率を高めます。

Linux全画面のテキストモードや、X Window上のktermやrxvtなどの端末はもちろん、Windows上のターミナルからの起動も可能で、キーボードで軽快に操作でき、カスタマイズが可能、FDで起動可能といった便利で手軽なツールとして利用できます。

<ロングセラーのテキストエディタ、待望のLinux版>

Linuxは、導入コストが安価なことやサーバー用途などで、先進的なPCユーザーをはじめ、企業や官公庁、大学などの教育機関を中心に普及が加速しており、DOSやWindowsを中心としてきたユーザーも使用する機会が増え、文書編集やプログラム開発を行う基本ツールであるテキストエディタの重要性が高まっています。

そのような状況の中、特にDOSやWindowsに慣れ親しんだユーザーには、Linuxの古くからのテキストエディタ「vi」や「Emacs」の操作やその文化に戸惑うことが多く、テキスト処理に無駄な時間やコストを費やしており、手に馴染みがあり信頼できる日本語対応のスクリーンテキストエディタの存在が求められていました。

「MIFES」は、1985年にMS-DOS用として登場して以来、いち早くWindowsにも対応し、17年にわたりシリーズ累計180万本以上(※)を出荷している日本で最も長い歴史と利用実績を誇るスクリーンテキストエディタです。Linux版においてもこれまでの基本設計、操作性を継承し、DOSやWindowsユーザーはもちろん始めての方にも使いやすいテキストエディタとなっています。
※ パッケージ、バージョンアップ、ライセンス、バンドルを含む


<インターネットによる開発、販売>


本製品の開発では、2003年1月よりインターネットによるベータ版(旧称:「MIFES for Console」)の公開やアンケートなどを実施しました。5000人を超える方にご利用いただき、さまざまなニーズや問題点を反映し、広範囲なフィールドテストにより高い安定性を実現しました。

また発売にあたり、Linux環境の先進的な変化を鑑みて、常に最新のソフトウェアやドキュメントなどを提供できるインターネットでの展開を中心とし、体験版からライセンスキーを購入することによって製品版に移行できるダウンロード版の販売から開始します。

<新発売記念キャンペーン>

「MIFES for Linux」の新発売を記念してキャンペーンを実施し、ダウンロード版標準価格10,000円を8,000円で販売します。(2003年8月29日まで)
また、MIFESの登録全ユーザーと「MIFES for Linux」ベータ版ダウンロードユーザー対象に優待販売を実施します。


■テキストエディタ MIFES for Linux 製品紹介ページ
  https://www.megasoft.co.jp/milinux/

■テキストエディタ MIFESシリーズ紹介ページ
  https://www.megasoft.co.jp/mifes/


■画像データのダウンロード

ご紹介時にご利用ください。
下記の表示画像と同じ内容で、より精細な画像ファイルがダウンロードできます。

▲操作画面
gamen.lzh (116KB)
解凍後:gamen.bmp
(2.25MB、1024X768ピクセル)
▲Windows上のTelnet端末で起動
milinux_telnet.lzh (153KB)
解凍後:milinux_telnet.bmp
(1,37MB、800X600ピクセル)


■製品の主な特長


〜ベストセラーテキストエディタの機能と使いやすさを継承〜


●最大100ファイル、合計200MBまで編集可能なマルチファイル・スクリーンテキストエディタ
複数のファイルを一度に選択して開くことができ、同時に最大100ファイルまで編集可能です。また1行の長さは無制限です。さらに画面を水平または垂直に分割(スプリット)して2つのファイルを同時に表示できます。

●DOS版MIFESの画面や操作性を継承
使いやすさで人気のあったDOS版MIFESの画面や操作性をできるだけ採用。DOS版MIFESを使用したことのある方なら迷わず使用可能です。また、基本的な編集機能も、行カットバッファ、文字列カットバッファ、削除文字列バッファ、削除文字スタック、行削除スタック、英字バッファ、などを使用して行うもので、DOS版MIFESやWindows版MIFESとほとんど共通しています。

●Windows版MIFESの最新機能を装備
キーワードの明示、変更行の明示、対応する括弧の明示、文字コードの自動変換、何回でも戻れるUNDO/REDO、変更行の明示、対応する括弧の明示、多重バックアップ、スクロールマージン、シェル・エスケープ、ファイル名の履歴、キーリピート時の高速移動、挿入・削除でずれない行マーク、オープンファイルの履歴など、最新のWindows版MIFESの機能を豊富に装備しています。

●ユーザーの声に応えた安定性
開発にあたり長期間にわたるベータ版公開をおこない、ユーザーニーズを反映し、広範囲なフィールドテストで高い安定性を実現しました。


〜スピーディーなファイルオープン〜

●探しやすいファイル選択画面
最大20ファイルを一度に指定してオープンすることができます。名前/拡張子/更新日時/エントリー/サイズによるソート、1列/4列表示の切り換えや、よく使用するワイルドカードやディレクトリ名の登録もできます。

●ファイル内容をすばやく確認できるプレビュー
カーソルを目的のファイルに合わせスペースキーを押すことにより、ファイルの内容の先頭部分を表示。さらに約4Kバイト分までをスクロールして見ることができます。

●ファイル検索
ファイルの場所や名前がわからない場合に便利なファイル検索機能を用意。ワイルドカードも使え、異なるディレクトリに複数の同名ファイルがある場合にも一覧表示からの選択が可能です。

●編集ファイル名の履歴を表示
開いたファイルの履歴を記録して一覧表示できます。この一覧から起動し、速やかに編集作業を再開することができます。

●便利な起動オプションを用意

起動時のコマンドラインでファイルを最大20まで指定でき、ワイルドカードやディレクトリ名を入力すれば、それを引き継いでファイル選択画面が起動します。起動時のオプションとしては、行番号ジャンプ(+)、カスタマイズファイル指定(-c)、ワークディレクトリ指定(-w)、ファイル履歴起動(-)、プリプロセッサ設定(-p)、参照専用オープン(-r) などを設けました。


〜充実の編集&検索〜

●便利な箱型でのカット&ペースト
行、文字列に加えて箱形カット&ペーストが可能。箱形カットバッファの文字列は、箱形のままの挿入/上書きか、文字列形状にしてのコピーが選択できます。

●高度で柔軟な検索/置換
通常検索、ワイルドカード検索、正規表現検索、あいまい検索、の4種類の検索方法を用意。単純な文字列から複雑なパターンまで、自由度の高い検索が可能です。あいまい検索を使えば全角/半角、かな/カナ、大文字/小文字、デリミタを同一視したり無視したりすることができ、正規表現検索では同じパターンの繰り返しや特定の文字を含まない文字列の検索など、高度な検索が可能です。

●グローバル検索
指定ディレクトリ内にあるファイルの特定の文字列を検索(あいまい検索、正規表現も可能 )し、検索結果を書き出すグローバル検索を搭載しています。タグジャンプでそこから目的のファイルの行へジャンプできます。

●定型処理を自動化するキーボードマクロ
キーボード操作を記憶して定型処理を効率化するキーボードマクロを搭載。記憶した操作は英字バッファへ登録することができます。

●UNDO/REDO
何回でも戻れるUNDO/REDOを搭載しています。


〜生産性を高める多彩な機能〜

●便利なファイル比較
スプリット表示中の2つのファイルに対して、現在のカーソル位置からファイルの最後尾方向に向かってファイル内容を比較します。違いが見つかった場合、その位置にカーソルがジャンプし、ビープ音で知らせます。

●文字コードを変換するプリポストプロセッサ
ファイルの読み込み/書き込み時に文字コード変換を行うプリ/ポストプロセッサを装備。Shift-JIS、Unicode、Unicode Big endian、EUC、JISコード、UTF-8、Macintoshの文字コードの変換が可能です。通常は自動判別にしてオープンし、文字コードを意識せずに編集できます。

●キーワード明示
ファイルの拡張子ごとに設定されたキーワードやコメントを色を変えて表示します。C言語、HTML、JavaScript、Perl、XML、Java、VBScript、SQL、Rubyなどキーワードを標準で用意しました。

●実行も可能なキー操作一覧表示
現在のカスタマイズファイルでのキーへの機能の割り当てを一覧で見ることができ、さらにカーソルで選択してそのまま実行することができます。

●バックアップファイルの設定が可能
バックアップのファイル名を、拡張子を変更するか、元のファイル名に.bakを追加するか選択可能です。(例:A.TXTを A.BAKかA.TXT.BAKとするか)履歴は最大9世代前まで残せ、バックアップファイル自体を作成しない設定も可能です。


〜Linux環境で快適動作〜

●Telnet端末で起動
コンソールタイプのテキストエディタなので、全画面やXウィンドウ上の端末はもちろん、Windows上のターミナルからの起動も可能です。

●英語モードを搭載
日本語漢字端末でない環境で実行すると、自動的に英語モードで起動します。

●カスタマイズが可能
カスタマイズ情報の定義ファイルを変更することにより、キー、メニュー、カラー、明示キーワード、文字コードの設定などの変更が可能です。ユーザーの好みや端末にあわせてテキストエディタをつくりこんでいけます。

●画面サイズをコンソールにあわせ自動変更
端末の画面サイズが変更された時には、MIFESも自動的にそれに追従します。

●フロッピーでも起動可能
テキストエディタ本体は約400Kバイトのファイル1つだけで、これだけでテキストエディタとして使用可能です。

〜その他の機能〜

・オートインデント
・フリーカーソル
・文字列やキーボードマクロの英字バッファ登録
・タブキーでのファイル名補完検索
・オープン時に最終編集位置に自動ジャンプ
・制御コードの入力が可能
・変更した行の明示
・行ゲージ、桁ゲージ、カーソル行アンダーライン表示
・改行文字、ハードタブ、全角スペース、[EOF]マークの表示のON/OFF
・拡張子別に明示キーワード、文字コード、ハードタブの設定が可能
・対応する括弧の表示、検索
・ファイルの最初、最後、指定行、指定バイト位置、マーク行へ移動
・250桁までの横スクロール設定が可能
・2ストロークによるキー設定が可能
・カーソル行をその場で二重化
・キーリピート時の移動速度が変更可能
・起動時に前回のファイルを開く設定が可能
・ハードタブ桁幅の変更が可能
・シェル・エスケープ
・参照専用モードでファイルオープン
・1行の長さは無制限




■基本情報

●製品名 MIFES for Linux
●ジャンル マルチファイルスクリーンテキストエディタ
●発売日 2003年6月11日(水)
●ダウンロード版標準価格 10,000円(税別)
新発売キャンペーン特別価格8,000円(税別) *2003年8月29日まで
●販売対象 ・プログラマ、SE、システム管理者、Web管理者など
・軽快なテキスト編集ツールが必要なライターやビジネスマン
・企業、官公庁、教育機関
・MIFESのWindows版、DOS版のユーザー
・その他、すべてのLinuxユーザー
●販売目標 初年度5,000ライセンス
●企画/開発/販売 メガソフト株式会社
●流通方法 メガソフトオンライン販売



■動作環境


●OS Linuxのコンソール
※Red Hat Linux8.0/7.3/6.2、Turbo Linux 8.0/7.0、Vine Linux 2.6r1で動作確認しています。
※全画面のテキストモード(kon、miniuni)
※Xウィンドウ上の日本語表示ができる端末(kterm、rxvt)
※英語端末(全画面、Xterm)
※Windows上のターミナル(Tera Term Pro)
●本体 PC/AT互換機(Pentium以上)
●ハードディスク 1MB以上の空き容量
※ただしカットバッファ用に別途容量が必要



掲載用、お客様からのお問い合わせ先
    メガソフト インフォメーションセンター
    TEL: 06-6147-2780
    FAX: 06-6131-5081
    〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル11階
    受付時間:9:30〜11:45 13:00〜17:00(土曜、日曜、祝祭日をのぞく)

   ●情報提供ホームページ(URL)
    https://www.megasoft.co.jp/


■報道関係者からの取材お申込み、お問い合わせ先
    メガソフト株式会社  広報室
    〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル11階
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