メガソフト株式会社は、創業20周年を迎えたのを機にオフィスリニューアルを実施、2005年5月よりニューオフィスでの業務を開始しています。同時に、ユーザビリティ・ラボやセミナールームを併設する、多目的コミュニケーション空間「MEGASOFT STUDIO(メガソフト スタジオ)」をオープンいたしました。
1984年の設立以来、メガソフトは「使いやすさと信頼性」をキーワードとしたソフトウェアづくりを推進し、ユーザビリティの向上に努めてまいりました。 このたびのオフィスリニューアルでは、近年のソフトウェア購買層の変化に対応して、細やかなユーザビリティ活動を行うとともに、社員同士が創造性を触発し合う空間づくりを目的としています。さらに、お客様や外部開発パートナー、協力企業とのコラボレーションを促進するため、新たなコミュニケーション空間を展開していきます。
リニューアルプロジェクトは、現在開発中のオフィスレイアウトソフト「3DオフィスデザイナーPRO2」(2005年6月10日店頭発売予定)の開発と同時に進めてまいりました。 「快適オフィスは自分たちでつくる」をキーワードに、社内から選出されたプロジェクトメンバーが中心となり、ソフトを使ってレイアウト計画やインテリア・運用プランまでを検討しました。ユーザーの立場で実使用テストすることで、ソフトの完成度を高めるとともに、業者任せにしないオフィスづくりを実践することができました。
メガソフト製品の開発途上で必ず実施しているユーザビリティ・テスト(※)は、ユーザーとの対話を大切にし、商品の完成度を高めるユーザビリティ活動の主軸とも言えます。ユーザーの評価を真摯に受け止め、商品開発にフィードバックすることで、わかりやすく使いやすい製品を生み出します。
※ユーザビリティテスト: 業種や年齢など幅広い属性の方々を対象に、参加者を公募し、実際に使用する場面を想定して、商品を使って目的を達成できるまでの過程を観察、製品改良にフィードバックするためのもの
社団法人日本建築士会連合会より、「継続能力開発(CPD)」プログラムとして認定されている「3DマイホームデザイナーPRO4セミナー」をはじめ、メガソフトでは、ユーザーとのコミュニケーションを重視した各種セミナー活動を今後さらに積極的に行っていきます。
自社製品のセミナーに限らず、グループ企業や関西のソフトハウス、コラボレーション企業などにもご使用いただけるよう設備の提供をいたします。
建築学会近畿支部による技術見学会のようす
5月13日にセミナールームで開催された、建築学会近畿支部による技術見学会。 ソフトウェアベンダーとしてのメガソフトの活動をご紹介するとともに、互いに情報交換などを行い、技術交流を深めました。
(2005年5月13日、セミナールームにて)
オープンライブラリーを併設するロビーは、受付や待合い、休憩など、コミュニケーションを支える空間として幅広く展開します。
ライブラリースペース
引き出しや扉の可動する領域(可動域)と、人が作業する領域(作業域)を考慮し、ゆったりとしながらも無駄なスペースのないレイアウトを選んでいます。
社員が気軽に立ち寄り休憩できるよう、執務スペースに連続して設けています。
飲食機能を絡めたオープンなコミュニケーション空間としての役割を担っています。
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●3Dオフィスデザイナーで各室を管理
「MEGASOFT STUDIO」は、使いやすいソフトを開発するための実験場でもあります。各種のセンサーやカメラ、制御モジュールを導入し、11の部屋をすべてネットワーク接続することで、人の有無や室温を検知して、最適な照明やエアコンのコントロールおよび人の誘導が行えるようになります。 すべてのコントロールは、「3DオフィスデザイナーPRO2」をベースとしたカスタム版で一元管理し、省エネ・省力化・高セキュリティなオフィス運用を実現いたします。将来的には、ここで得られたノウハウや技術を、3Dオフィスデザイナーシリーズや3Dマイホームデザイナーシリーズなどに反映する予定です。※現在進行中のプロジェクトです
3Dオフィスデザイナーシリーズ紹介ページ
●RFIDを利用したセキュリティシステムを導入
UHF帯を利用したRFID(ICタグ)が利用可能になることを受けて、社員証や各機種のゲートキーに適用し、オフィスへの入り口やセキュリティ上重要なセクションへの通過や接近を検出します。 カメラや各種センサーとも連動させることで、日常の業務では存在を意識させることなく、低負荷・高セキュリティなオフィスセキュリティシステムを開発予定。現在、協力企業とともに開発を進めています。※現在進行中のプロジェクトです
●各種マルチメディア機器を導入
オフィスの生産性やコミュニケーションの向上を目指して、各室にはネットワーク化されたプロジェクタやプラズマディスプレイ、3D液晶ディスプレイ、TV会議システム、AV機器などを導入し、時間と空間の有効利用を促進していきます。
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