メガソフト株式会社の「3Dリカちゃんハウス」は、インテル株式会社主催、主要パソコンメーカー協賛による、優れた次世代アプリケーション・ソフトウェアを表する第1回「Intel Next Application Contest(インテル・ネクスト・アプリケーション・コンテスト)」において、インタラクティブ性の高い、高品質なグラフィックを利用した教育・知育関連ソフトに与えられる「エデュテイメント部門賞」を受賞しました。
「3Dリカちゃんハウス」は、3D住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」の技術をベースに、30年以上もの間、多くの女性に親しまれてきた「リカちゃん」の世界を3D空間上に再現。着せ替えをしたリカちゃんを3D化して配置したり、リカちゃんの目線でリカちゃんハウスを歩き回ったりできるソフトです。デジタルリカちゃんが使い方を紹介してくれるので、小さな子ども達も楽しく遊べ、楽しみながら立体的なものの見方が養われます。
なお、このコンテストは、Pentium(R) II プロセッサを搭載したパソコンの性能を生かした、クリエイティブで優れた次世代アプリケーション・ソフトウェアを公募するもので、企業、団体、個人を問わず広く一般から募集され、本年1月から4月までの応募作品総数は68点(うち有効応募作品数65点)、うち46作品が1次審査を通過し、最終審査には41作品がエントリされており、大賞は株式会社セガ・エンタープライゼスの「SEGA RALLY 2」でした。
3D技術をエデュテイメントに応用し、バーチャルな「リカちゃんハウス」で遊ぶというアイデアが秀逸である。技術的には従来の3Dグラフィックソフトを応用したものだが、一昔前には「専門家向け」「難解」「高価」というイメージが強かった3Dが、ついに子供向けの製品にまで使われるようになったという点でエポックメイキングな作品であろう。家だけではなく、人形や机やイスなどのすべてのパーツをポリゴンによる3Dグラフィックスで構成し、人形遊びそのものをリアルに再現している。しかも、家の中をバーチャルに歩き回れるなど、従来の人形遊びを超える新しい遊び方を提示した。次世代型エデュテイメントの方向性を提示しているという点でこの作品を優秀とした。
●名称:「Intel Next Application Contest」
(インテル・ネクスト・アプリケーション・コンテスト)
●主催:インテル株式会社
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