提供方法・利用者を増やし、機能アップへのニーズ収集が目的

本製品は、役所に提出する施工関連書類や、周辺住民への説明会資料への挿絵の他、外国人従業者が増えている工事関係者間での情報伝達、指示書用に、誰でも手軽にイラストが描けると、建設・土木関連企業に好評の製品で、これまでは、直営のメガソフトショップを含むECショップや、大手家電量販店の店頭で販売してきました。

製品ユーザーの多くは中小の建設業者や他業種企業の設備系部署が多いのが現状です。（下記グラフ参照）

この度、「FCENA eWide」での製品提供をスタートさせることで、メガソフトは、全国各地に支店・建設現場をもつ中規模以上の企業に向けて製品の知名度向上と、まとまったライセンスの導入、また、ユーザーや導入検討者からのニーズを収集し、 本製品を、国土交通省が推し進める取り組み「i-Construction」に沿った3DCG活用製品へと成熟させたいと考えています。

【参考】３Ｄ工事イラストワークス これまでの経緯（ニュースリリース）

2011年1月　3D挿絵作成ソフト「３Ｄイラストデザイナー」を発売
2012年頃から「クレーン車やロードカッター、バリケード等の重機や保安用品等の素材はないのか」との問い合わせが寄せ始められる。
2014年1月　「３Ｄイラストデザイナー［建築･土木工事用］β版」を無償公開
　　　　　　利用者の業種調査や、利用者から機能や収録素材への要望収集を開始。道路工事業者から多数回答が届く
2015年7月　β版ユーザーからの要望を取り入れた「３Ｄ工事イラストワークス」を発売
2016年7月　重機も人物も自在にポーズが作れる「３Ｄ工事イラストワークス Ver.1.5」を発売
　　　　　　比較的小規模な道路工事業者、復興工事業者、解体業者、設備工事業者にも導入される。
2016年10月　３Ｄ工事イラストワークスで作成した工事現場に没入できる「メガソフトVRソリューション」発売
2017年5月11日　「３Ｄ工事イラストワークス eWide版」の公開開始

3D工事イラストワークス　作例集

＜ 河川工事のイメージ ＞

3Dデータなので、視点を変えてみることも可能。また、高架道路の色を半透明に変更すると(下右図）、実際には死角となる箇所も確認可能になる。

＜ 法面工事のイメージ ＞

必要な部分のみを切り取って作図することが可能。歩行者の視点からのイメージも確認できる。

＜ 地形の入力 ＞

最大3段までの地形を入力することができる。作図した地形の法面などに貼り付けられるテクスチャも多数収録、側溝の素材も収録しており、入力した地形に埋め込んだように配置できる。（右下は操作画面）

＜ 3D素材いろいろ ＞

道路、保安用品、土木建設機械、資材・仮設物、人物･動物、車・その他乗り物、植物、添景・施設など、2450点の素材を収録。マウスドラッグで配置するだけで工事現場のイメージを作成できる。

対象製品概要

※当ページに記載の製品・サービス名は各社の登録商標または商標です。