テキストエディタ MIFES 30周年記念

メガソフトからのメッセージ

MIFESは1985年12月の発売から満30年を迎えることができました。
MIFESが30周年を向えることができたのは、たくさんのMIFESユーザー様に支えられてきたおかげです。
ユーザー様に役立つMIFESであり続けるためには、さらなる進化が必要だと感じています。
今後も「MIFES」にぜひご期待ください。

メガソフト株式会社 専務取締役 津田 格

メガソフト株式会社 専務取締役 津田 格

MIFESをご愛顧いただき誠にありがとうございます。MIFESは30周年を迎えることができました。

私の学生時代はMS-DOSの全盛時代で、プログラムを書くためにテキストエディタは必需品でした。
MIFESは安定性と、カスタマイズ可能な柔軟性、それから紺色のひと味違う画面デザインでファンになって、それこそ毎日使っていました。

当時のコンピューターは、まだまだ普及レベルにほど遠く、ちっともユーザーフレンドリーではありませんでしたから、コンピューターに「いうことを聞かせる」のはちょっとした冒険感覚、まるで秘密の扉を開けるかのようなワクワク感でとても楽しかったのを覚えています。そのための必須アイテムの一つが"MIFES"でした。
私がメガソフトに入社したのは学生時代にMIFESユーザーだったからで、個人的には今でも思い入れのあるソフトウェアです。

あれから30年近い月日が流れ、コンピューターはすっかり日常生活に溶け込み、随分使いやすくなりました。
しかし変わらないのは、テキストファイルがコンピューターテクノロジーの根底を支えているという事実です。今も昔もプログラミングはテキストファイルベースですから。

ただ、パソコンの秘密の扉はもうだいぶ開けてしまったので、次は他の扉を開けて、またワクワクしたいなぁと思っています。今しばらく、楽しみにお待ちください。


メガソフト株式会社 MIFES製品ディレクター 谷口 たけし

メガソフト株式会社 MIFES製品ディレクター 谷口 たけし

MIFESをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

MIFESの場合、長くご利用の方が多くその利用範囲も広く、互換性を守りながらバランス良く要望に応えていくことを大切にしてきました。

アンケートやサポートで集まった要望項目の膨大なデータベースを眺めて、頭を抱えながらも優先付けして格闘する日々が続きました。

ただそればかりではなく、時代の流れに合わせて新規ユーザーの獲得も大切で、新しい機能や使い方、製品プランを提案していくことにも気を配りました。

そのような観点から「MIFES 10」では、多くの機能改良はもちろん、構造解析エンジンの搭載、アウトライン表示や入力支援、言語ごとのカスタマイズなどMIFES本体の「つくり」を見直し、新しい一歩を踏み出しました。
また前バージョンからライセンスの形態や価格も大きく変化しています。

今後もテキスト処理にまつわる新しいニーズや環境は後を絶ちません。
30年前にDOS版のMIFESを世の中に投入した諸先輩方の気持ちを引き継ぎ、さらなる「新しいMIFES」を提示すべく頑張っていきたいと思います。