テクニカルライター 林 晴比古 様
MIFES脳の幸せ
大型コンピュータからPCまで、思えばずいぶんと長いあいだ、プログラムを作ってきましたが、私のPC活動はMIFESとともにあったといって過言ではありません。今でも原稿執筆は、軽快なMIFESで行ないます。最近の私の本はどれも600ページを超える厚いもので、これを重いWORDで書くことはありえません。Windows版MIFESの上に、原稿もプログラムソースも表示させ、別画面でコンパイルしながら仕事を進めるのが定着したスタイルです。MILで自作した多くのマクロルーチンも活躍しています。
MIFESのよさは書くまでもありません。矩形処理機能や、改行をまたぐ強力な検索/置換機能は貴重で、私にとって「MIFESの代替品はない」というのが感想です。
今でもなつかしく思い出しますが、MIFESは同一のソースが3製品に枝分かれして製品化されました。操作も似ていて、いずれの開発者/販売者とも関係があったので、しばらくは3製品の利点を使い分けしていましたが、やがてMIFESに落ち着いた経緯があります。しっくりくるものがあったのでしょう。それ以来のMIFESとともに歩んだ日々です。
そして現在の私はMIFES脳、MIFES指になっています。それは幸せなことだと思っています。
【プロフィール】
林 晴比古 (はやし はるひこ)
プログラマ/テクニカルライタ。最近の著作は「実用アルゴリズム入門」、「新Java言語入門ビギナ編/シニア編」、「新VC++.NET入門ビギナ編/シニア編」など。特種情報処理技術者。
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