少し前に前坂社長から電話を頂いた。話をするのは何年ぶりだろうか！？
聞くと、MIFES二十周年とのこと。めでたい！と思ったと共にちょっと驚いた。もうそんなに経ったのか……と。

考えてみれば20年前、MIFESを触りだした頃はまだ普通のPCユーザーだった。PC好きの友達も皆MIFESを使い、当時はエディタのデファクトスタンダードと言っても過言ではなかったと思う。用途はもっぱらコーディング用。NEC PC98版はもちろん、東芝J3100版でもお世話になった。他のエディタはCP/MでWord Master、Unixでviといったところ。とにかくDOSで仕事をする時にMIFES抜きでは仕事にならない。

そんなプログラマー時代が10年以上続いた。時は流れ、DOS/V、そしてV-Textが発表。こちらでV-Text互換ドライバーであるDOS/Vスーパー・ドライバーズを開発していたこともあり、V-Text対応のお願いをした。快く対応して頂き、MIFESの画面が80x25より広い解像度で動いた時は凄く感激したのを覚えている。

それからまた十年経った。今はWindowsで簡単なテキストだとNotePad。20年間進化し続けたMIFESに対して使う側は明らかに退化しているというわけだ(笑)。

これからも超ロングセラーで益々進化し続けて下さい。二十周年おめでとうございます！

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