手持ちのCD-R/RWドライブがミュージックCDデザイナー3の対応ドライブではない場合、以下の方法で音楽CDを作成することができます。
まず、ミュージックCDデザイナー3を利用して、音量レベルの調整などの編集作業を行ない、これを[作成/出力]タブでWAVEファイルとして保存します。
この後、手持ちのCD-R/RWドライブに付属するCDライティングソフトに作成したWAVEファイルを読み込んで音楽CDを作成します。
WAVEファイルを保存した場合には、[ファイル]−[名前を付けて保存]や[上書き保存]を行なう必要はありません。[作成/出力]タブで作成したWAVEファイルと仮想CDデッキに登録されているWAVEファイルとで二重にデータが保存されることになり、ハードディスク容量を圧迫してしまいます。
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[制作]タブをアクティブにした状態で[ファイル]−[エクスポート]を実行しましょう。[名前を付けて保存]ダイアログボックスで、曲名などのトラック情報をCSV形式で保存することが可能です。
これで、エクセルに読み込んだり、他のラベルデザインソフトに読み込むことができます。
なお、この機能は、Ver3.05以降で可能です。 |
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仮想CDデッキ下にあるトラック情報ウィンドウの一番右端にある内部ファイル名部分を、任意のトラックでダブルクリックすると[ファイル名の変更]ダイアログボックスが表示されます。ここで、連番などの設定を行ないファイル名を変更することができます。すべてのトラックを一括で変更するには、「仮想デッキに登録されているすべてのトラックを変更する」チェックボックスをオンにします。
なお、この機能は、Ver3.05以降で可能です。 |
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外部オーディオ機器やMIDI音源から録音するとき、Shiftキーを押しながら録音ボタンをクリックすると[入力信号の手動選択]ダイアログボックスが開き、ここで録音する際のサンプリング周波数(「44.1KHz」と「48KHz」)を手動で選択することができます。
デジタル入出力端子を使って録音したとき、仮想CDデッキに登録されたトラックの再生ピッチがオリジナルと異なる場合、この機能を使って録音のときのサンプリング周波数を変更して再度録音を行ないましょう。
なお、この機能は、Ver3.04以降で可能です。 |
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ここで紹介したトラック情報のエクスポートと内部ファイル名の変更はVer3.05以降、サンプリング周波数の手動選択はVer3.04以降のミュージックCDデザイナー3で追加された機能です。これより前のバージョンの場合は、弊社ホームページのMCDD3アップデートのページ(http://www.megasoft.co.jp/update/mcdd3/index.html)より最新のアップデートキットを入手することでこれらの機能が利用可能になります。
ミュージックCDデザイナー3のバージョン番号は、[ヘルプ]−[バージョン情報]で確認することができます。
<木村公彦>
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