「できること」が多い、音楽CD作成ソフト

  音楽CDを制作する場合には、CD制作ソフトが必要となります。「CD-Rライティングソフト」とか「CD書き込みソフト」と呼ばれる一般的なCD作成ソフトでも音楽CDを作成することはできますが、それらの一般的なライティングソフトでは実現できないさまざまな機能を盛り込んでいるのが「音楽CD制作ソフト」なのです。
  ここでは、ミュージックCDデザイナー3を例に挙げて、一般的なCD作成ソフトとの違いを説明したいと思います。

   その使いやすさがメリット        

  そのメリットとしては、なんといっても使いやすいことが挙げられます。一般的なパソコン用のCD作成ソフトでは、データCDが主役になっており、音楽CDをつくろうとする場合には、あまり使いやすくありません。  
  たとえば、カセットテープやアナログレコードといった、CDやファイル以外のソース(記録元)から、簡単にパソコンに音を取り込むための録音機能は、その代表的なところといえます。一般的なCD作成ソフトでは、録音機能を使う際には専用ソフトのような画面となるため、操作性ががらっと変わってしまうものが大半なのです。対してミュージックCDデザイナー3では、基本的な画面のままで録音ができます。
 
●アナログ録音機能を使用してCDを作成する場合

一般的なプリマスタリングソフトの場合
 

アナログ録音機能の画面を呼び出す
 

インターフェースがガラッと変わってしまいます!

 
 
取り込み実行
この段階で直接CD−Rに録音できる製品もあります
 
 
 
WAVEファイルに保存
 
 
 
 
 
 
WAVEファイルを登録
 
 
 
各種設定を行い、書き込みを開始します
 
 
ミュージックCDデザイナー3の場合
録音時でも画面と操作方法が変わらないのが、ミュージックCDデザイナー3のわかりやすいところ。基本的には3ステップで音楽をCDを制作することができます。
 
[基本画面]
 

 
[取り込み画面]
 

 
[書き込み画面]
 
 
     

  また、操作性を向上するためにいろいろな機能を備えています。たとえば、ノイズ除去機能(レコードやカセットテープからCDをつくる際に気になるノイズを取る機能)などは、ノイズが目立ちやすい部分のみノイズ除去の処理をすることで、原理的に起こってしまう音の変化を最小限に押さえて、さらに高速な処理ができるモードを備えています。
  このような使いやすい機能を備えているミュージックCDデザイナー3では、シンプルな操作で音楽CDを作ることができるのです。

   曲の加工や試聴もお手のもの        
 
  また、音楽CDをつくる場合にあると嬉しい機能をたくさん搭載しています。中でも嬉しいのは、録音した音をさまざまに加工できる「編集機能」です。
  代表的なものとしては、先ほど紹介したノイズ除去の機能や、曲の間の無音部分(音の鳴っていない部分)を増やしたり、逆に削除することができます。またその時間も、長くしたり短くしたりと、自由自在に調整できます。他にもさまざまな効果の編集機能が用意されていますので、使い方によっては、市販されている音楽CD顔負けのCDを作ることも夢ではありません。
ミュージックCDデザイナー3の編集機能はこんなに用意されている
  そして、CDに焼き込む直前でも、画面をその都度切り換えることなくスムーズな流れの中で試聴ができます。しかも曲の最初や最後だけなど、試聴したい箇所だけを試聴するといったこともカンタンにできるのです。

 

 
   レーベルデザインもOK        

  そして、ミュージックCDデザイナー3では、CDだけではなく、そのレーベルやジャケットもつくることができます。これも他のCD作成ソフトと比較すると、便利に操作できるようになっています。簡単な画面の切り替え(タブのクリック)で、違和感なくデザインの作業に入ることができます。
ミュージックCDデザイナー3のデザイン機能は音楽データベースと結びついているので、曲名の取り込みもカンタンに行える
 
というわけで…
 “余計な機能を省いた使いやすさ”と、“音楽CDをつくるのに便利なさまざまな機能”という特徴を持っているのが、音楽CD制作ソフト――ミュージックCDデザイナー3なのです。

(ハッシー)

 

   

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