- 3D Archi Designer
- コラム
- 12/5放送:THE 突破ファイル/狭小住宅シリーズ作ってみた。2024年冬の始まり
12/5放送:THE 突破ファイル/狭小住宅シリーズ作ってみた。2024年冬の始まり
2024.12.02
日テレ系地上波番組「THE 突破ファイル」さんから、3か月に一度くらいの間隔でご連絡をいただきます。
今回もより多くの方に建築に興味を持ってほしい!との思いで、3Dアーキデザイナーで作成したm3daデータを提供しました。
放送は、2024年12月5日(木)19:00~ですので、できればオンタイムで、その時間ご予定ありでしたら録画予約して、
それも忘れた場合はTVerで1週間無料配信されますのでぜひご覧ください。
また、huluなら過去の放送分もすべて見られるそうなので、それもよいかと思います。
放送では、こちらで紹介するCGのほかに、狭小住宅が大好きな建築士さんの事務所の棚やエンドロールにもご注目ください!!
①柱と梁がある空間
必要な要素「柱・梁・壁」をすべて入れた部屋の3Dデータをお作りしました。
「柱・梁・壁」は、移動・削除したいとのことでしたので、3D画面の「形状作成」で作成し
スタッフさんが3Dアーキデザイナーでお好きにシーンを作って画像出力していただけるようにしました。
②ブロックみたいな部屋と地図
各部屋を表す箱と地図を貼った大きな敷地を作成しました(形状作成)。
地図はいただいた資料の絵を参考にPhotoshopで描き、形状作成の「床・天井」にテクスチャとして貼っています。
10m規制を表現するために、こちらも。
「添景」の住宅パーツを地図に合わせて配置したうえで、
半透明の板を10mの位置に置いて、形状作成の「矢印」で寸法「10m」を入れました。
③一般的なスキップフロア
実はこれが一番難題でした。というのも、建築素人のメガソフト広報担当にはスキップフロアのリアルな家を作り出すことが難かしいから。
中途半端でいびつなものになってしまっては、建築プロのユーザー様はもちろん、
建築に興味を持ってほしい多くの視聴者のみなさまをがっかりさせてしまいそうなので、
欲張るのはやめて、超シンプルなスキップフロアを作ることにしました。
スキップフロアは最新バージョンに搭載した「ロフト機能」を使ってお作りしました。
その作り方については、こちらのYouTube動画をご参照ください。
3Dマイホームデザイナー14で家一軒作ってみた!
【2-5】:スキップフロアは「ロフト」を使って簡単作成!
④L字階段を…
シンプルに階段のイメージをおつくりしました。
階段についてはネタバレ回避のため、こちらのみご紹介とさせていただきます。
⑤MVP機能は「重なり除去」
今回に限らず狭小住宅シリーズでは矩形(四角形)の部屋は少なく、L字型や凹凸型の部屋がたくさん登場します。
もちろん、多角形の部屋として吸着機能で頂点を入力しても描けますが、それよりも
小さな部屋を描いた上に大きな矩形の部屋を重ねて描いて「重なり除去」すれば複雑な形状の部屋が、頂点がずれることなく一瞬で描けて気持ち良い💕のです。
狭小住宅に限らず、商業施設の廊下やなど頂点の多い部屋を描くときにはぜひお試しください。
<参考情報>
部屋の重なりを除去
⇒ https://www.megasoft.co.jp/3darchi_pro/function/new_remove.php
部屋だけじゃない!重なり除去機能のご紹介
⇒ https://www.megasoft.co.jp/column/shape/
小さな部屋を先に描いて、
重ねて大きな矩形の部屋を描き、
右クリックメニューの「重なり除去」で、
複雑な形状の部屋がピッタリ描けます。
今回は5つのテーマでデータをお作りしました。
「台本が変わったので」という理由でお作りしたデータが没になることもあるのですが(涙)、それはさておき、
今回の担当スタッフさんの「メガソフトさん祭りです」とのコメントを信じて、ネタバレしない程度にご紹介させていただきました。
放送に使っていただけること、そしてみなさまに番組を見ながら「これのことね」と思っていただけることを祈りつつ。(広報室)