- 3D Archi Designer
- コラム
- 形状作成で作ったパーツが宇宙あるいは異次元に行っちゃったときに探す方法と、「ここ」に作る方法
ある日のFacebookでユーザーさまからこんな投稿が。
「形状作成」でこんなおしゃれな棚を作ってらっしゃる…ん?“大体宇宙に行ってる” ってどういうこと???
からの今回のコラムです。
↓
水田恵子さん(Office SPIRAL)のFacebook投稿から。
https://s-o-p.co.jp/
まず、作成したパーツを弊社の3Dソフトがあらぬ場所へ勝手に“移動”させてしまうことはありません。
しかし、他のユーザー様からも 「たいてい床下にいる」 「異世界に転生」 といったコメントが寄せられているので、
行方不明になったパーツを探し出す方法と、”ココ”に作ってしまわない方法をご説明しようと思います。
宇宙あるいは異世界に行ってしまったパーツを探し出す方法
形状作成で描いたのに行方不明になってしまったときの探し方をご紹介しましょう。
操作は3テップ。
- 四面図表示に切り替えて
- 何もないところでクリックして、「何かを選択している状態」を解除します。
- 「全体表示」ボタンをクリックします。
こうして表示された範囲の中には必ずあるはずなので、探してみてください。
また、間取り画面には「座標値チェック」機能があるのでご利用ください。
(※PROシリーズ、アーキデザイナーシリーズの最新バージョンにのみ搭載機能です)
メニューの「ツール」→「座標値チェック」を実行すると、「座標値チェック」画面が表示されます。
「X座標が小さい順」…のどれかを選んで、リストの種類でいずれかの「パーツ」をクリックすると、宇宙あるいは異次元に行ってしまったパーツが見つかるはず。この「座標値チェック」画面上では、宇宙あるいは異次元のパーツを削除することも可能です。
ぜひご利用ください。
正しく「ココ」にパーツを作る方法
対策はとてもシンプルで 「操作画面を四面図にして作る」 です。
上から&横から見て正しい位置に描いてください。
例えば、以下のように一枚板の棚を作りたいなら…
- 「平面図」で棚の形状を描く
- 「立面図」で板の厚みや高さを調整。
あるいは、プロパティパレットで数値で調整する。
あとは、テクスチャや色を設定し、隣接コピーで複数枚にするなど、自在に編集してください。
もうひとつ、寸法と形状が決まっているなら、パーツを単体で作成するという方法もあります。
メインメニューの「3Dモデリング」で3D画面を立ち上げて作図し、お気に入りに登録すればOKです。
こちらもぜひお試しください。
詳細はサポート情報を。→ https://www.megasoft.co.jp/support/3d/621
ちなみに、初手(最初に描いた形状)がいなくなるのはこういう理由です。四面図で描くと解決するので、ぜひ。