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【新着パーツ使ってみた-36/トクラス】百聞は一見にしかず。メーカーショールームで得られる3つのこと。

メガソフト・データセンターでは毎週3Dパーツを公開しています。今回はトクラスのユニットバスとキッチンが追加されました。

中央に鎮座するシステムキッチン(YLキッチンAE03)は人気のアイランドタイプ。ウォールキャビネットと家電カウンターまでがセットです。

住宅設備を取り扱うメーカーにもそれぞれ特色があります。
古くからの陶器の町で発祥し、衛生陶器を中心に扱う会社、
電気製品から設備機器に参入した会社、
家具の専門店から調理設備を手掛けるようになった会社、…
主力となっている製品の元を辿れば、その会社の歴史が伝わってくるもの。

 

今回の新着データで扱う設備機器はこれまでに扱った事がないメーカーでした。そこで早速ショールームへ予約を入れ実物を見に行くことに。いつもはお客様の同伴でサブキャラ的な立ち位置ですが、今回はスタッフさんと一対一。なんでも聞いてみます。

製品の特長、バリエーションなどを詳しく説明を受けました。そこで分かったスゴイこと。トクラスは以前は「ヤマハリビングテック」という名称、ヤマハはギターやピアノなど楽器のメーカーとしても知られています。

そうです、あの高級感のある鏡面仕上げ「ピアノ塗装」です。その技術でつくられる塗装仕上げのグレードの扉は完成までなんと5回の塗装を繰り返すのだとか。
さらに驚いたことが。同じ納入先でキッチン、洗面台どちらも塗装仕上げのオーダーが入った場合は、その物件を担当する塗装の技術者はひとりだけ。すべての工程を責任をもって下地から完成まで行い、均一な品質管理を追求しているとのこと。

それを聞くと目の前にあるキッチンがとんでもなく価値のあるものに感じてきます。

そんなメーカーのパーツなのでここはひとつ共演してみましょう。

このキッチンの価値を理解したオーナーはきっと楽器も所有している…そう想像してリビングの一角にピアノコーナーを設けました。置いている家具も優雅なデザインで。

 

ショールームに行ってよかった感想は、

①サイズ感や仕上げの色など製品の情報を知ることができた

②空間のテイストで自分好みのものかどうか感じることができた。

そして ↑ でも紹介した今回イチ驚いた、
③カタログにも載っていない製品の秘密が聞けた。

です。
まさに対面でアドバイスをしてもらえる醍醐味だなと感じました。皆さまもぜひショールームに出かけて、スタッフの方とお話されることをお勧めします。

 

今回はウォークスルーでも空間をお楽しみいただきましょう。

ルームツアーの最後には同じく新着パーツのユニットバスも登場。
おもちのようなフォルムで展示品でキュンと心を射抜かれた浴槽もご覧ください。

パースと文:三浦律子 DESIGN ROOM主宰/インテリアコーディネーター(ICA関西所属)
注文住宅の設計や分譲マンションの設計変更などに従事し、現在は大阪でフリーランスのインテリアデザイン・コーディネート業務をしています。歴史ある建築物や美術品を見ることが好きです。 https://www.instagram.com/design_room_planetary_life/ 

※新着パーツ(テクスチャ)はテクスチャパレットの一番下で見つけやすくできます。 「名前順」や「サイズ順」になっていれば「新着順」に、さらに「クラウド素材」にチェックを入れてご確認ください。

データセンターについて

メガソフトの3Dデザイナーシリーズに収録されている住宅素材データを含む、58,000点以上のデータ(3Dオブジェクト)を提供しているインターネット上のダウンロードサービスです。

今週の新着パーツ

2025年2月12日(水)、2月19日(水)公開の新着素材です。ぜひご利用ください。

◆2025年2月12日
トクラスのキッチン
  キッチン(8点)

◆2025年2月19日(水)
トクラスのバスルーム
   システムバス(6点)

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